1. 恐竜の直系の子孫、ティラノサウルスに一番近い?

SF映画の恐竜はトカゲのように描かれることが多いですが、近年の研究で恐竜(特に獣脚類)は鳥類に酷似していたことが分かっています。 さらに、ティラノサウルスの化石からわずかに採取されたコラーゲン(タンパク質)を解析したところ、現代の地球上で最も遺伝子配列が近かったのが、なんと「ニワトリ(とダチョウ)」でした。 あの巨大で凶暴なティラノサウルスが、巡り巡って今ではコケコッコーと鳴いていると思うと、なんだかロマン(と少しのユーモア)を感じませんか?

2. 「コケコッコー」の厳格な縦社会

朝、ニワトリたちが一斉に鳴いているように聞こえますが、実はあれには絶対的なルールがあります。 ニワトリの群れには「つつき順位」と呼ばれる厳しい序列(上下関係)があるのですが、朝一番に鳴いていいのは、その群れで一番エラい「ボス(第1位の雄鶏)」だけ。 2番目、3番目の雄鶏は、ボスが鳴き終わるのを静かに待ち、序列順に鳴いていきます。もしフライングして下っ端が先に鳴こうものなら、ボスから強烈な「つつき」の制裁が下るそうです。

3. 実はめちゃくちゃ「顔」を覚えている

「3歩歩けば忘れる」なんて言われることもありますが、あれは完全な冤罪です。 ニワトリは非常に記憶力と視覚が優れており、最大で100羽以上の仲間の「顔(頭部の特徴)」を識別できることが分かっています。さらに、人間個人の顔も見分けることができ、「いつもお世話をしてくれる優しい人」と「意地悪な人」をちゃんと区別して態度を変えるほど賢いのです。

4. 頭だけが完全に「空間固定」される

ニワトリを抱え上げて、体を前後左右や上下にゆらゆら動かしても、頭だけはまるでカメラの高性能スタビライザー(ジンバル)のように、その場にピタッと固定されます(動画などでよく見かける、あの不思議な動きです)。 鳥類は眼球を人間のように自由に動かせないため、景色がブレないように首の骨(人間よりずっと多いです)を器用に動かして頭の位置をロックしているのですが、その徹底ぶりは何度見てもちょっとクスッとしてしまいます。

5. 卵の殻の色は「耳」を見ればわかる?

スーパーに並ぶ白玉や赤玉。実は、ニワトリの「耳たぶ(耳葉:じよう)」の色を見れば、そのニワトリが何色の卵を産むかがほぼ分かります。

  • 耳たぶが白いニワトリ(レグホンなど) ➔ 白い卵
  • 耳たぶが赤いニワトリ(ロードアイランドレッドなど) ➔ 茶色い卵(赤玉)

厳密には例外もありますが、基本的には羽の色というよりも「耳たぶの色」と卵の殻の色は遺伝的に強く連動しています。

6. 世界には「青い卵」を産むニワトリがいる

卵の色は白と茶色だけではありません。南米チリ原産の「アローカナ」という品種(や、その交配種であるアメリカ原産の「アメラウカナ」など)は、なんと淡いロビンズエッグブルー(青〜緑色)の卵を産みます。 見た目はまるでイースターエッグのようですが、殻が少し頑丈なだけで、中身は普通の美味しい卵です。初めて見た人は「着色しているのでは?」と疑うほど綺麗な色をしています。

7. 夢を見るし、レム睡眠もある

ニワトリの睡眠を研究した結果、人間と同じように「レム睡眠(体が眠っていて脳が起きている状態)」があることが分かっています。 つまり、彼らは寝ている間に夢を見ている可能性が非常に高いのです。今日つっついた虫のことか、それともボスの雄鶏に怒られた夢か……。ちなみに、彼らは片目ずつ交互に脳を休ませる「半球睡眠」という器用な技も持っており、外敵を警戒しながら器寝ることもできます。

8. 30種類以上の「言葉」を使い分ける

ニワトリの声は「コケコッコー」や「クックッ」だけではありません。研究によって、彼らは少なくとも30種類以上の異なる鳴き声を使い分けてコミュニケーションをとっていることが判明しています。 特に優秀なのが警戒信号です。天敵が「空から来る(タカなど)」か、「地上から来る(イタチなど)」かによって鳴き声のパターンを明確に変え、仲間に「木に隠れろ!」「走って逃げろ!」と正確な指示を出しています。

9. ギネス記録!16文字の単語を理解した(?)ニワトリ

アメリカにいた「お利口なニワトリ」のギネス記録には、文字や形を識別する訓練を受け、特定の単語カードをつついておやつをもらうパフォーマンスができたという例があります。 彼らはパターン認識能力がズバ抜けて高いため、訓練次第では「〇」「✕」のクイズに答えたり、色や形を仕分けたりする、犬顔負けの芸を披露することもあるのです。

感想

犬だろうが猫だろうが鶏だろうが、はたまた最近では、魚やイカや昆虫までも、意識あるものはすべて感情があり、夢を見ることが分かってきた。 しかし、AIに聞いてみると、「AIには感情はなく、夢も見ない」と答える。 多分、前者は嘘か認識できてないだけだけれど、夢を見ないのは唯一のAIの特徴かもしれない。