朝、この二人が来ると僕は安心する。

若い方はキュートな身体付きで大人しくて可愛い。

年配の方は、とても気が利いて売るのがとても上手。

二人共、勝手知ったるでお店を任せられる。お客さんが少ない時は、僕はお店を置いて、足りない物を買い出しに行ったり、銀行に両替に行ったり、川に水の具合を見に行ったりも出来る。お金をちょろまかすことは決してしない。

あれがない、これがないと言う代わりに、無くなりそうな物のリストを書いて僕に渡す。

朝や帰りはワイして挨拶する。何かをあげればやはり丁寧にお礼を言う。

下の愛犬ベリーも、この二人が大好きで尻尾を振って寄ってくる。

住込みワーカーは親もガキンチョもベリーを嫌っていたので、ベリーも彼らが好きじゃない。ベリーに何もあげず、あっちに行けといつも言っていた。彼らはお礼も挨拶も無く、僕も好きじゃない。

残りの人生に、嫌な奴は不要だ。

嫌な奴と一緒に働かなくて良いのは、僕のセカンドライフの譲れない自由だ。