アップンは今日から3日間の休暇なので僕の部屋に遊びに来る予定だったが、お父さんの容態が急変して急遽田舎に帰ることになった。もう4日間も何も食べれずにゴーゴーいびきをかいて寝ているだけという。嫌なことは想像したくはないが、もう数日しか持たないのではないかと思う。親の死に目にも会えなくなるなら、バンコクに来て僅かな給料で頑張る意味もない。僕はすぐに田舎に帰ることを勧めた。
彼女の仕事はコールセンターのはずだったが、工場見学のあと、しばらくは工場で働くように言われたらしい。月給は変わらないが、朝7時tから夕方6時まで週6日間の労働ということで、アップンは失意していた。お父さんの容態が良くなることは期待できないので、お葬式を済ませてから帰ってくることになると思うが、帰ってこない可能性もある。
夕方のバスで真夜中にウボンラチャタニーについて、それからアムナートチャルーンの実家まで1時間タクシーを飛ばすと、明日の朝になる。間に合えばいいが。可哀想なアップン。せめて死に目に会えればいいと思う。
