先日アップンが友達と二人で遊びに来た。

遊びに来たといっても、友達と二人だったし、翌日は仕事なので泊まれないし、実際1時間程度で帰って行った。アップンの所持金は120Bで、帰りの電車とバスの運賃も出ないので、実質お金を貰いに来たと言ってもいい。

ここで甘やかすと、突けばお金が幾らでも出てくる「打ち出の小槌」と勘違いするので、1,000B札一枚だけあげて返した。

彼女の目的には、お金を借りる(貰う?)こと以外に、

  • 25日からのウボンのお祭りに一緒に行けないかの打診
  • ここへ来る方法の確認

があったようだ。

前者に関しては、彼女はお金がないのでお祭りには帰れないが、僕と二人で行くということで帰郷費を出してもらえないか聞きに来たのだ。「お父さんも会いたいと言っている」とか言っていたが、こちらは正直何時亡くなってもおかしくない人には会いたくはないし(治療費や葬式代を助ける羽目になる)、お祭りは見てみたい気がするが、とんぼ返りで二人分の航空券を出すのはコストパフォーマンスが悪すぎるので、やんわりと断った。飛行機も乗ってみたかった彼女はちょっとがっかりしてたが、流石に「お願いだから連れて行って」と言える間柄ではないのは分かっているようだ。

後者に関しては、電車も乗ったことがない彼女としてはヘルパーが要ったわけだ。バスとエアーポートリンクとBTSスクンビット線とシーロム線を乗り継いてサラデーン駅まで、一人では怖くて来れなかったらしい。

「もう行き方が分かったから、今度は一人で行ける」と言っていたが、本当に来るのかどうかわからない。初月給の日と、残金次第だろう。

彼女とはシーロムコンプレックスで待ち合わせた。僕はインスタントラーメンを自宅で食べた後だったので腹は減ってなかったが、彼女ら二人はまだ食べてないというので、1Fの日本食レストラン「やよい」でご馳走してあげた。「やよい」は何度か利用したことがあるが、白米以外に美味しいものはない。アップンはビーフハンバーグ定食と他に二品も頼んだが、お口に合わなかったらしく、ビーフハンバーグ定食は半分くらい残し、他の二品は袋に入れてもらって持ち帰った。食べきれないほど注文するのはタイ女の悪い癖。日本食の一人前はタイの料理に比べて量が多いのだ。総計860B。現在のレートで約3000円。以前の僕なら、それくらいの出費はなんとも思わなかったが、今は高いと思う。一人1食1000円もかけるなんて、日本と同じであって、ここバンコクではどう見ても高すぎる。

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お口には合わなかったようだが、食べる前に料理の写真をたくさん写したり、料理と一緒に記念撮影したりして、喜んでいた。滅多にない経験なのだろう。

彼女の友達の方は、英語が全く話せない。一緒にバンコクに出てきたが、ランシットの父親のアパートに住み、化粧品販売の仕事をしているらしい。フェイスブックには彼女の写真もたくさん載っているので、彼女の顔は見たことがあった。