アップンは順調に新しい仕事で働いている。仕事中は携帯電話が使えないので、日に2回トイレに行った際に、トイレの中から親や姉、そして僕に連絡してくる。ただ、トイレにあまり長く居ると変なので、ちょっとした挨拶しかする時間がないが、それでも彼女の心の支えになっているようだ。

彼女の新しいアパートは月2,500Bの家具なしの小さな部屋だ。下の写真2つが送られてきた部屋の様子。

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モーチット・バスターミナル近くの一泊280Bの安ホテルより、厚い布団が付いている。枕もちゃんとしていそうだ。

アパート全体が女性専用ということなのでちょっと安心だ。

レディーボーイもいるけど。ちなみに、彼女のお姉さんもレディーボーイ。

 

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扇風機を250Bで買う予定だったが、500Bの壁掛けにした。まあ、これなら500Bはするでしょう。

昨日は、洗濯石鹸と牛乳を買った。

現在の所持金は500B。一日1.5食50Bで生活するつもりらしい。病気にならなければいいが。

 

下は、ウボンラーチャターニーの北にあるアムナートチャルーン県の彼女の部屋。化粧品とかも殆ど無い。

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アップンは、明日から同僚6人とチョンブリ県の工場に、1週間の実習旅行に行く。社員教育の一貫である。バスとホテル代は会社持ちらしい。(何故か、タイでは制服や食費を会社が支給することはあまりない。それくらい支給または補助してあげればいいのにと思う。)

 

しかし、今日お母さんから電話があり、がんを患っているお父さんの具合が悪くて再入院したとのこと。お母さんはずっとお父さんに付き添っているそうだ。(タイでは入院すると、完全看護の病院でも家族が付き添うのが普通だ。別に何をしてあげるわけでもないが、ただずっと付き添って見守っている。)お父さんは癌性疼痛のため、以前からヘロインを入れているが、それでも痛みに耐えられなくなってしまったらしい。

仕事を始めたばかりなのに、またすぐに戻らなくてはならなくなる事態になるかもしれない。

 

アップンは実習旅行から帰ったら僕に会ってくれと言う。あと10日以内で財布は空っぽになるはずので、きっとお金を貸してあげることになると思うが、これも運命だから親代わりに助けてあげるしかない。トムの胃潰瘍の治療費50,000円より、ずっとマシなお金の使い方だ。

こんな調子で、一年で僕のお金は多分なくなる。