バンコクの街はゲロの匂いに溢れている。

原因は屋台。営業終了後、食器を道路で洗い、残りの汁を道路に捨てる。全部、下水に流れれば良いが、舗装は凸凹なのであちこちに汚水が溜まる。それが、30℃超の温度でしっかり腐ってゲロの匂いになる。夕方になれば、発酵してブクブク泡立っている黄色の汚水だまりもある。この匂いが実に不快だ。

屋台が原因なので、人通りの多い狭い路地にゲロ臭は集中する。人の流れを避けるために横にそれた時などに、そのゲド溜まりに足を突っ込んで、汚水が足についたり、ズボンにかかったりすると、もう涙モンだ。

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しっかり水で流せばよいものを、屋台には水自体があまりない。営業場所の近くの水道から借りるしかないので、あまり大量の水を使えない。だから、どうしても全部綺麗に流せない。

翌日、発酵した汚水の場所で営業するので、美味しいはずのご飯が下呂の匂いでげっそりすることになる。タイ人もこのゲロの匂いが好きなはずはなく、嫌っているが、あまりにもあちこちにあるので、もう目を瞑るしかない(鼻を瞑る、か)。

なんとかならないものか。

そもそも、屋台は通行の邪魔だ。歩道を堂々と営業場所にし、幅2メートルあった歩道を50cm幅にしてしまう。せっかくの自転車専用道路を全部塞いで閉まっていることもある。歩道も自転車道も使えず、仕方なく車道を歩くので、危なくてしかたがない。それなのに法律で取り締まる様子もない。屋台はタイの食堂で必須だからだろうか。

歩道を使わず、ゲロの匂いがしない屋台ができればいいのに。

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しかし、屋台メシは思ったほど不衛生ではない。ほとんどの食事は火がしっかり通ってて、飲水もちゃんとしている。日本人は屋台メシは止めたほうがいいという人もいるが、そんなことはない。氷も危なくない。

ただ、生野菜が危ない。特にトッピングとして生で食べるモヤシ。あれは、危ないかもしれない。ラーメンのトッピングにモヤシを入れるのは、避けたほうがいい。それから、下痢の主な原因は、少なくとも自分の場合は、辛さだ。口は良くても腸がダメ。おしりの穴はもっとダメ。辛すぎるものと、モヤシを避ければ、屋台で下痢になることはないので、ご安心を。人によるので保証はできませんが。

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