プーと知り合ったのは、ちょうど一年前のことだ。
僕は普通、おばちゃんとは会わないのだけれど、どういう風の吹き周しか分からないが、プーとナンには会って、それが二人共僕の事業に深く関わる事になった。運命に流されている感じだ。
昨日は、引越しも終わって一息ついたので、プーのお母さんの家に付いて行った。2階のテーブルや長椅子はお母さんからのプレゼントということなので、お礼に日本のネット販売で安く買った白バラの香りの香水をお土産に持って行った(本当に安かった。約8割引き)。
プーのお母さんの家は、このオフィスから北へ20kmほど上がった、毎年洪水になるような田園地帯にあった。

お母さんの裏庭の閉じた運河。何か魚を育てているとか。

ちょうど稲穂が重く垂れ下がって、収穫の時期を迎えていた。

周りは何もないが、庭には花がいっぱいの家。お母さんはここで一人暮らしをしている。都会の生活は嫌いらしい。

一年前のクリスマスの日に、プーと初めて行ったチャオプラヤー川沿いにあるレストランに、一年前と同じように、プーの二人の子供と一緒に行って、食事をご馳走した。あの時は、まさかノンタブリで生活するようになるなんて夢にも思わなかった。
この活かしたレストランはいつもお客さんがいっぱい。何故かファランも多いが、日本人は見たことがない。
この日は、会社の年末閉めのパーティーと思われる団体が大勢いた。僕も来年はここに社員を連れてきて、一年の労を労う立場になっていたい。


この店の名前は、RIVER TREE HOUSE タイ語でบานระเบียงน้ำ (バーンラビアンナーム 河のバルコニーの家)。

この入口がなんとも言えない。お店は川沿いにあるので、車では入れない。近くの駐車場からオートバイ・リアカーにのって店の前まで連れて行ってもらう。
途中見る家々では、テレビがいつも点いている部屋に、家族全員が団欒していて、懐かしい昭和の匂いがする。開けっ放しの窓から、家庭の中身が丸見えで、子供の楽しそうか声が通りまで響いてくる。

店内の様子。

ここのおすすめは何と言っても地ビール。ドイツから入れているとも聞いたが、どうなんだろう。少し濁っていて、柑橘系の香りがする。
チャオプラヤーの風に吹かれて飲むこのビールは最高だ。
4人が腹いっぱい食べて、ビールも飲んで、1800B。二人の子供の食べた量を考えたら高くはない。

テーブルから見たチャオプラヤー川。手前は淀んでホテイアオイが茂っているが、向こう側はかなり速く流れている。
この日は日が暮れてからの到着になってしまったが、本当は夕暮れ時に行くのが一番いい。
その様子はこちら。


いつも花が綺麗に飾ってある。

一年前と同じ家族と記念撮影。ニュージーランド留学中の二人の子供は、一年で随分大人びて、二人共お母さんより背が高くなった。

ローイクラトンの時に生まれた子イヌ。片足の指がなく、生まれて48時間以上意識がなかったので諦めた方がいいと思ったが、プーの手厚い保護のお陰ですっかり元気になった。名前はローイ。

ビールで酔って、遠くを見るうつろな僕。
