2週間毎にコラートのバンコク病院の産婦人科と血液内科に通って、胎児と妊婦の健康状態をチェックしている。

毎回、超音波で頭と胸の周りの長さ、大腿骨の長さ、頭のてっぺんから肛門までの長さ、心音などを測って、そこから推測される身長と体重が、標準的な成長速度と一致しているか調べる。

結果は、全て標準。体重は2380gで正常。AIが割り出す妊娠期間は、何時も実際より3日短いだけ。

標準的であることが何よりの安心だ。

血液内科では、抗リン脂質抗体症候群に詳しい医者が出産に立ち会ってくれる。

帝王切開予定日が7月10日だとすると、その1週間前の7月3日か4日に低分子ヘパリンの皮下注射を中断する。

低用量アスピリンは3日前の7月7日からストップする。

そして、帝王切開後の出血等に問題がなければ、出産2日後からヘパリンもアスピリンも投与を再開する。

両方とも授乳移行による胎児への影響はないとのこと。

出産後3~4ヶ月経って、母体が完全に正常状態となってから、抗リン脂質抗体検査を再度行う。

その結果次第ではヘパリン投与を止められるかも知れないが、あんまり期待は出来ないらしい。

抗リン脂質抗体症候群の場合、流産または発育不良の確率は90%だったので、良くここまで無事に進んで来られたものだ。

ただ、出産直前と直後が抗リン脂質抗体症候群による重篤な血栓症状が最も出やすい危険な時間らしいので、未だ安心は出来ない。

出産は、万全の体制で臨む必要がある。