オスの大きな野生象が来たのは、昨夜9時頃らしい。

何時もの後方駐車場から、隣の敷地との境界に植えてあるバナナを食べていたところを、丁度パーク内の車道に砂埃防止の為の水撒きをしていた住み込みワーカーに見つかり、水で追っ払われて、前方の駐車場にあるトイレ前で大グソを垂れて、それから隣の敷地に逃げて行った。

牙が長く伸びた成熟したオスの象のようだ。

僕は2度目の大便を前方トイレで済ませて出てきた時に象の足跡と糞を発見した。

糞の中には、マカンの硬い種がいっぱい有ったので、マカンの実も食べているらしい。

マカンの大木は僕らのショップ前に3本あって、良い日陰を提供してくれている。

象はフラワーパークの花壇の中には一歩も入らず、車道だけを歩き、トイレ前で大便をして去って行った。

ワーカーの水での追っ払いにも落ち着いて歩いて去って行ったところを見ると、人のことを良く知っていて、人に迷惑をかけないようにしているように思えた。

カオヤイに住む象は、ほぼ夜行性になっている。

明るい昼間に人前に出てくることはあまり無く、深夜から朝日が昇る前に森に去っていく。

一月ほど前に、僕らの新居の仕切りから僅か2メートル離れたところのコンクリート塀を壊して森に去って行ったが、僕らもベリーも全く気づかなかった。

もっとも、ベリーは象を見ると尻尾を振って見ているだけで、吠えたり追っ払ったりしないので、役立たずだけど。

2週間前は、朝8時半に満車で2,000名のお客さんでごった返していたが、今日は8時半に未だ駐車場はガラガラで、お客さんは100人も居ない。