総括
結婚式を執る者も、式次第も無く、全く意味が分からないモン語で、丸一日ダラダラと飲みながら進展する結婚式は、僕にとっては耐え難いほど飽き飽きする退屈なものだった。
しかし、マシュマロちゃんはとても嬉しそうで、何度も感動の涙を流していた。
今回の結婚式は、マシュマロちゃんとその家族の為に行った訳なので、その意味では僕も満足出来た。
移動、準備を含めて、要した日数は4日。
使った費用は、約50万バーツ。
参加した人は、子供を含めて約300名。
日本で婚姻登録し、続いてタイで婚姻登録し、最後にモンの部落で結婚式を挙げて、これで全て終了した。
やれやれ。
結婚式前日⛩️ ⛩️ ⛩️
結婚式前々日は、チェンマイのメーリンにある大御所兄貴の家に泊まった。
カオヤイからそこまで約9時間掛かり、そこから天空の村まで更に3時間弱掛かるからだ。
翌日、メーリンで大量の野菜やエビ20kg、アイスクリームを200kg買い付けて、マシュマロちゃんの実家に着いたら、もう昼過ぎだった。
実家では、ちょうど男達が黒豚の屠殺、解体を始めたところだった。
今回の結婚式で使う黒豚は150kg級と200kg級の2頭。併せて19000バーツ。
何故、屠殺、解体するのかと言うと、その方が安くて美味しい肉が多く取れるというのもあるが、もっと宗教的な理由が大きい。
つまり、生きた豚や家禽を精霊に捧げるためらしい。
男達(身内の兄弟)は手慣れたもの。一見不衛生だが、屠殺後一晩寝かせてから細分化して市場に出す肉よりも、衛生的かも知れない。
左下が生肉と血とハーブを叩いて混ぜた生のラープ。これは、屠殺した数時間後にしか食べられない絶品。寄生虫が心配な内臓肉は決して使わない。右上がそれを軽く炒めたラープ。
解体と同時作業で、女達が肉の料理を始め、明日の料理の準備を暗くなるまで続けた。
夜は身内達と一緒にゴロ寝したが、なんとガキンチョが多いことか。数年前、世話されていた子供が、今や妹や弟を世話してる。
結婚式当日⛩️ ⛩️ ⛩️ ⛩️
この日の記録を撮ろうと思っていたのに、当日の写真が実際ほとんど無い。
モン族の結婚式で行われることは、日本で見られるどの結婚式ともまるで似てない。
ネットでも見たことがないので、文化的に貴重な記録になると思ったが、意味が分からなかったし、当事者でも有るので止めた。
何時か暇な時に僕の解釈をアップするかも知れない。
一言で言えば、古くから伝わるやり方を踏襲しているようだった。
部落仲間が集まりだした頃の女集団。
今日の進め方でも話しているのか?
言葉も宗教も風習も違う、老いた体力のない新郎の為に、簡略スタイルの合意を得ようとしているらしい。
式の合間の空いた時間に、記念写真を撮った。
式は、朝8時に始まり、夜7時半に終わった。通常の25%にまで簡略化した結果らしい。
結婚式後
メーサーにある親戚のリゾートで宿泊した。
宿に着いたのが夜の9時半だったが、着くと同時に嵐で停電して、真っ暗な夜を過ごした。
メーサーの街と、遠くにチェンマイの街の灯りが見える凄く見晴らしが良い宿だった。
翌朝、七海ちゃんの遊ぶ顔が面白かった。
カオヤイの家に着いたのは、夜の10時半を回っていた。











