昨日、ロイクラトンで自分は十分幸せだと思ったが、それは昨日だけじゃなくて、この頃度々感じる。

今までの人生65年間で、自分が幸せだとは感じたことは、あんまりなかった。

その理由は、実際に幸せじゃなかったのではなく、そう感じることが出来なかったからだと思う。

歳を経て、今になって漸く幸せを感じることが出来るようになったのかもしれない。

フラワーパーク入口で、入園券を持っているかどうかチェックしているハムケン。今はこんな仕事しかしてない。

此処を通るお客さんの表情がみんな素晴らしい。皆、嬉しそうだ。それを見ると僕も嬉しくなる。

「写真を撮っていいですか?」と聞いてくるお客さんが何人か居て、

「勿論、良いですよ。僕が撮ってあげましょうか?」と聴くと、そうじゃなくて僕を撮りたいという。僕が日本人だと顔で分かった人みたい。

勿論、僕が超かっこいい美男子だからじゃなくて、日本風のフラワーパークに来た記念に、オーナーの日本人を撮ってみたかっただけのようだ。

悪いけど僕はオーナーじゃなくて、ただのフーテンのジジイなのに。

タイ人の日本好きは只者じゃない。

こういう土地で、好きなガーデニングで、お客さんが嬉しそうなのを見ながら、お金も稼げるなんて、こんな幸せは滅多に無いのじゃないだろうか。

少なくても、僕のファーストライフには無かった。

それに、今の僕には何でもある。

こんなジジイを愛する可愛いマシュマロちゃん。

本当に産まれて来てくれた七海ちゃん。

最高の自然環境の中に新居がある。

車は3台、オートバイは4台、住込みワーカーの家は7軒ある。

家の各部屋にエアコンとアンドロイドTVがあって、庭には選び抜いた木々がいっぱい。野菜も食べ切れないほど採れる。

愛犬ベリーもいる。

退職金は無くなったが、ここで稼いだ貯金が貯まった。

悲しい関係が続いた元妻とも縁が切れた。

日本の子供たちは元気で、孫もいる。

今のところ自分は健康で、がんの兆候は無い。

周りは皆僕がボケたと言うが、自分では頭脳明晰と信じている。

これ以上、足りないものなんて何にもない。

つまり、僕は今、最高に幸せなジジイであるということ。