井上陽水は、流行っていた頃は僕は好きではなかったが、後になって少し好きになった。
その彼の曲に「人生が二度あれば」と言うのがあるある。
割と流行ったので、ジジババ組は覚えているはずだ。
セカンドライフをやっている自分は、言ってみれば二度目の人生を生きている。
53歳のとき、それまでの全てを捨てて、単身タイにやってきた。
それは、一度目の人生が耐え難いほど酷くて、自分の人生として容認出来なかったからだ。
どういう訳か、この頃井上陽水の「人生が二度あれば」の一節が頭に浮かんでくる。
ネットで調べたら、下のような歌詞だったが、僕は殆ど覚えていなかった。
驚いたのは、僕と同じ歳の親父を謳った歌だったんだ。
🎲 🎲 🎲 🎲
父は今年二月で六十五
顔のシワはふえてゆくばかり
仕事に追われ
このごろやっと ゆとりができた
父の湯呑み茶碗は欠けている
それにお茶を入れて飲んでいる
湯飲みに写る
自分の顔をじっと見ている
人生が二度あれば この人生が二度あれば
母は今年九月で六十四
子供だけの為に年とった
母の細い手
つけもの石を持ち上げている
そんな母を見てると人生が
誰の為にあるのかわからない
子供を育て
家族の為に年老いた母
人生が二度あれば この人生が二度あれば
父と母がこたつでお茶を飲み
若い頃の事を話し合う
想い出してる
夢見るように 夢見るように
人生が二度あれば この人生が二度あれば
人生が二度あれば この人生が二度あれば
この人生が二度あれば
🎲 🎲 🎲 🎲
僕は、全然違う所で、全然違う仕事を、全然違う人とやっていて、
何故だか知らないが、こんな奴を愛してくれる人と暮らしていて、
ジジイのくせに子供まで授かって、
第二の人生を生きている幸せ者なんだ、、、多分。
