先日タイ語の勉強をしていたら、タイ人の英語の発音が変な理由がひとつ解けた。
タイ人の英語の末尾の l(エル)は発音として n (エヌ)になる。例えば、
Bootball フットボール → フットボーン
Central セントラル → センタン
Old オールド オーン
タイ語で苗字のことを、นามสกุลナーム サグン
と書くが、この最後のลは英語に対応させると L だ。末尾でない場合は、大抵 L の発音となるが、末尾に来ると、N の発音になるらしい。
だから、Ball がボーンになっちゃうわけだ。
もう一つ。
タイ語の家族は、ครอบครัว
これを辞書で引くと、khroap-khrua(クロープ クルワ)という発音であると書いてあるし、インテンシブ・タイの先生もそのように発音するように指導する。でも、先生は言った。
「ここはチュラロンコーン大学のタイ語コースなので、正しい発音としてkhroap-khruaと習いますが、タイ人は普通、r の音をとても弱くしか発音しません。多分皆さんには、khoap-khua(コープ クワ)と聞こえるでしょう。」
たから、
Central セントラル → センタン
Trafic トラフィック → ターフィッ
Straight ストレイト → ステー
Try トライ → タイ
Pla プラー → パー
Present プレゼント → ペーセン
Yakult ヤクルト → ヤクー
となってしまうわけだ。
ということは、
多くのタイ人は、英語の単語を耳ではなくで、スペルで覚えているということだ。
スペルでCentralだから、rが消えて l が n に変わってセンタンになるのではないだろうか?
その証拠に、
僕が「タイ語の単語がなかなか覚えられない。音と意味が結びつかない。」とタイ人に嘆いたら、タイ人の二人からは口を揃えて、
「発音だけで覚えるなんて無理に決まってる。タイ文字を書いて覚えなさい。」とアドバイスを受けた。
インテンシブ・タイ・プログラムは、全体としては読み書きに重点を置いているが、全くの初心者を対象にしたTH1(最初のコース)では、タイ文字は習わず、発音記号と耳だけでタイ語を学習する。この理由は、インテンシブ・タイの先生が言うには、「タイ人の小学生が初めてタイ文字を習うときには、すでに相当数のタイ語を耳で覚えていて、覚えているタイ語の発音と文字とを結びつけるので、比較的簡単にタイ文字が覚えられますが、タイ語も全く知らない外国人にタイ文字から教えても、頭が混乱するばかりでスムーズに学習できない」からなのだそうだ。 インテンシブ・タイ・プログラムでは、TH2でタイ文字を学ぶようになっている。
僕は少しずつタイ文字の勉強もしていて、新しい単語は一応タイ文字でも書いてみている。まだ、どの単語もタイ語で書けるレベルではないが、書いてみると確かに発音が覚えやすいような気がする。
上に書いた謎解きも、タイ文字を書いてみなければ気が付かなかっただろう。
