インテンシブ・タイで僕と同じクラスの日本の女子学生の友達は、日大時代にタイに来て、日本のファッション・アイテムをバンコクで売ってみたら、とても良く売れて、わずか数年後の今ではバンコクに実店鋪を5店も持ち、年収(年商ではない)は1億円を超えているのだそうだ。まだ22~23歳なのにである。彼女の持っている店の中には、アソークのターミナル21内のお店も含まれるというから凄い。

今日リンが来たので、その話をして、商材候補の浴衣の通販ページを見せて、こんなものをタイ人は欲しがるかどうか聞いてみたら、「中国製の安いのがいっぱいあるし、これ来て街を歩いたら気違いと思われるから売れないよ。普通の服にしなさい。」と一蹴されてしまった。一定の需要があることは確かだが、タイ人の浴衣姿なんて最近トンローにできたスーパー銭湯の中で、貸し浴衣を着て喜んでいるのを見たきりで、街では見たことはない。街で着れないとすると、確かに沢山売れるようには思えない。

僕はアパレルには全く関心も感性もないので、とても日大女学生の真似ができる気がしないが、友達は日本で仕入れを担当する女性のパートナーと組めばいいと言う。なるほどそうかもしれない。しかしポイントは、とにかく試しに始めてみて、上手く行きそうだったら、それを上手く育てることなんだろうと思った。

 

 

 

同じインテンシブ・タイのクラスの別の20代の中国人男性の中に 、日本からプラスチックのリサイクル品を輸入して、それを中国や台湾・インドネシアに売る商売をしている人がいる。まだ5名程度でやっている小さな会社で、「一緒に事業拡大をしてみないか」と誘われたが、まだその人のことをよく知らないし(タイ人の女を買うのが大好きということだけは分かった)、自分はその分野に疎いからという理由で断った。ただ、「日本の会社とのネゴシエーションや契約交渉なら出来るので、コンサルタントとして手伝ってもいいよ」とだけ言っておいた。

その話はどうなるのか分からないが、日本市場だけに留らずに、初めから世界を見て事業を考える場所として、真の国際都市バンコクは適しているように感じた。

 

 

今はまだ詳しくは書けないが、今回バンコクにいる間に、日本のネットショップから3種類のアイテムを30個余り試しに仕入れてみた。今回は、トムのパンティップ・プラザの卸ルートで流しやすいアイテムに絞った。パンティップですぐに卸せなかったら、タイのネットオークションをトムにやってみてもらうつもりだ。不確定要素が多いので、仕入れ価格は総額10万円程度にした。焦らずにゆっくり試しながらやってみたい。

どのアイテムも、似た製品のタイでの値段を調べて、なんとか卸の段階で3割くらいの利益が出せそうなものを選んでみたが、リスクとしては、

  • 海外ではメーカー保証がつかないので、メーカー保証のないものが価格にどの程度影響するかわからない。
  • マニュアルや液晶表示が一部日本語であることが、どの程度マイナスになるか読めない。
  • 代理店ではないので、将来その商材を大きく拡大させる訳にはいかない。

ことが挙げられる。

今回は、医療機器に類するものや、国によってまちまちの電波法に引っかかる可能性のあるものは問題が多いので避けた。どれも規格量産品なので、大きな利益は期待できないが、トムの副業の手がかりになれば御の字と思っている。

今回のお試しは、BtoBではないし(ショップに卸すといっても限りなくBtoCに近い)、商材が規格量産品であるし、単価も安いので、自分の狙うビジネスとはかけ離れているため、仕入れ以外は自分では余りやらないつもりだ。なにしろお客がタイ人なので、僕の今のタイ語のレベルでは対応できないのも理由の一つだ。

いろいろとあれこれ商材を調べている間に、今時は世界中からネットで簡単に交渉・発注できる仕入れルートが相当数あることが分かった。売れる商材とルートが見つかれば、タイ人を日本より格段に安い賃金で使って、事業を拡大したいと思っている。