タイは雨が多く、人々は水辺に住むことが多いせいか、水が身近にあることを好む。デパートや公園には必ず滝や池があるし、庭先には水瓶を置いて水を溜める。

下の写真は、プーが僕のオフィスの玄関先に置いてくれていた水瓶だ。花に水をやる時に、この水を使う。減った分を後で水道から補っておく。こうするとカルキー分が抜けて、植物にはいい。

IMG 5019

 

しかし、この水瓶が大問題を起こした。蚊である。朝にこの水を使おうとすると、蚊が30−40匹も飛び立ってくる。見ると、ボウフラもわいている。この辺りは湿地が多く、ただでさえ蚊が多いのに、こんな玄関先に蚊が好む場所があってはたまらない。こんなところに水たまりなんてなくてもいいと僕は思った。

プーに文句を言ったら、「蓋をすればいいんじゃないか」という意見。抜本的対策を考えないところがタイ人らしい。

その夜、ベッドの中で、僕は名案を思いついた。

「魚を入れればいいんだ!」

タイでは蚊をよく食べるグッピーなどの綺麗なメダカ類がたくさんいて、しかもヒーターが要らないから、そこら辺の水たまりに放してやれば、いつまでも生きている。

昔グッピーのブリーディングを考えたこともある自分としては、名案中の名案。

で、早速グッピーのちゃんとした品種をオスメス5ペアー買って、入れてみた。

IMG 5017

プーに

「水をやる時に、魚をすくって鉢に捨ててしまわないよう気をつけてくれ」と言ったら、

「その時は、魚は底に行くから大丈夫」とのこと。

餌は要らないはずだが、念の為にグッピーの餌も買っておいた。今は水草もないので、子供が生まれても食べられてしまうが、水草を少し入れておけば、増えるのではないだろうか?グーピー飼育実験の始まりだ。天然の蚊(ボウフラ)を食べられる我が家のグッピーはきっと幸せなはずだ。

「私の家の瓶にも、魚がうじゃうじゃいるから、今度持ってくるわ」とプー。初めから、そうしてくれれば良かったのに。

しかし、この瓶は血統証付きのグッピー用なので、屋上ガーデンにある水瓶に、プーが持ってくる得体のしれない魚を入れようと思う。