アベノミクスで、タイ人の観光ビザが免除になることは以前書いた

それが始まるのは、きっと年末近くになるだろうと思っていたが、7月1日から始まっていた。

これまでタイ人が日本観光ビザを取得する手続きは信じられないくらい面倒で、貧乏人は来るなと言わんばかりの対応だった。昔、タイから大勢のタイ人女性がヤクザ絡みで来日して、売春をしていた(させられていた)のが原因だと思う。

それでもタイ人の日本旅行者は増え続け、2012年で26万人、韓国・中国・台湾・香港・アメリカ人に次ぐ第6位になっている。雪、北海道、温泉、東京、カニ料理などが人気だ。

タイの高所得者は日本旅行に出向くわけだが、一人当たり消費額は13万円と高額。日本人のタイ旅行よりも高い。

7月にビザ免除が開始されて、状況は激変した。

政府観光局(JNTO)の推計によると、7月のタイ人の来日者数は、84.7%増と凄いことになっている。

以下ニュースを抜粋。

これまでの全月での最高は92万3千人で、今年4月に記録したばかり。これを8万人上回り、7月の最高も10年の87万9千人を12万4千人も上回るといった躍進ぶりで、訪日客増は加速を増してきた感がある。JNTOで前述の円安やビザ発給緩和のほか、従来取り組んできた海外プロモーションや航空座席供給量の増大も寄与したとみている。

 
国・地域別にみると、台湾、香港が単月として過去最高、台湾と香港に加え、タイ、マレーシア、ベトナム、インドが7月として過去最高を記録。最大の訪日客を送る韓国は新規就航航空路線についてのキャンペーン、女性や家族をターゲットにした情報発信などが奏功し同28.6%増の24万4千人と好調だった。台湾はLCCの新規就航など航空供給の増大で同48.7%増の23万8500人、香港は徳島や米子といった地方都市へのチャーター便運航も寄与し同65.7%増の8万5300人。ただ、台湾では日本国内の一部地域で需要増から運輸、宿泊施設の手配の困難さが目立ってきたとも指摘している。
 
反面、中国は日中関係の冷却化による航空供給の減少が続き、同31.5%減の14万人と低迷が止まらない。JNTOが行った旅行会社への聞き取りによると個人旅行は回復傾向だが、団体旅行の回復はまだだという。
 
7月に5カ国を対象にビザ発給が緩和された東南アジアは好調を持続。タイは同84.7%増、ベトナムは同59.4%増、マレーシアは同25.2%増と大きく伸びた。東南アジア市場の成長は著しく、JNTOではビザ発給緩和を契機にビジット・ジャパン事業の取り組みを強化していく。
 
これで13年1―7月の訪日外客数累計は同22.0%増の595万7700人となった。

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