何時も上機嫌の七海ちゃんだが、3日前からお股が真っ赤に腫れて痛がった。
その為、夜もゆっくり寝られず、マシュマロちゃんを悩ませた。
数日前にフラワーパークに連れて行った時に、オムツを替えるのが遅れたので、そのせいで雑菌がお股に湧いたと彼らは考えた。
だから、昨日は一日中オムツ無しで家で暮らし、家中を執行役員だらけにした。僕が診ようとしても、場所が場所だけに、 「あんたは見なくて良い」と言って追い払われる始末。
それでも一向に良くなる気配がないので、昨夜は「良くならないから診て欲しい。お股の周りも嫌がる。」
それで、ちらっと見てすぐに分かった。
「これは、何かのウイルス感染だと思う。何のウイルスかは分からないけど、オムツは関係ない。多分、効く薬は無いだろけど、明日の朝病院に連れて行くよ。
昨夜はミルクも飲まず、夜中に何度も大泣きしてゆっくり眠れなかった。
今朝、様子を見てみると、手や足の裏迄発疹が出ていた。ミルクも飲めなかったので、所謂手足口病だと察した。
今月5日から、カオヤイにバンコク病院が出来たと聞いていたので、初めて行ってみたら、未だ開業してなかった。
どうやら、予定が遅れて、開業は来月になるらしい。
仕方がないので、行き慣れたパク・チョンのバンコク病院に行ったが、珍しく七海ちゃんはずっと大泣きだった。
その病院の小児科病棟は何度も行ったので、看護婦は七海ちゃんの名前も覚えていた。
「あら、七海ちゃん。今日はどうしたの?」と優しく聞いてくれても、ギャアギャア大泣きするばかり。
担当の女医さんは、ろくに患部を診察することなく、
「手足口病ですね。今日が3日目なら、明日はもっと酷くなりますが、一週間くらいで良くなります。」
とのこと。
やはり、手足口病に効く薬は無いが、口内の痛みを鎮める抗炎症剤と、口からの細菌感染を予防する抗生剤を処方してもらった。
熱冷ましのアセトアミノフェン(パラセタモール)は既に持っていたので処方せず。
医師からは、「もし口が痛くてミルクが飲めなかったら、病院に連れてきて下さい。点滴しますから。それ以外は、家でゆっくり休まれて、他の子供に会わせないようにして下さい。」
たったこれだけで、1600バーツ也。流石、バンコク病院。
でも、待ち時間無しだから、公立病院よりまし。

