僕らの新居に続く道沿いには、大きなイチジクの木があって、そこを通る度に見上げて感心していた。

イチジクといっても、木の幹に数百個の小さめな実が年に何度かなる木で、日本のイチジクとはちょっと異なる。

その木は、僕らの新居から約300メートル離れていて、カオヤイ国立公園の一番縁にある。

この度、誰がやったのか知らないが、その木の周りを草刈りし、竹で柵を作って、更には道からその木まで歩いて降りて行けるようにしてくれた。

イチジクみたいな実ではあるが、タイ人は殆ど食べない割とすぐに甘っぽく熟して木から落ちるが、残念ながらその時は既に虫食になっている。

実は、僕は愛知県の安城市に近いところに実家があって、イチジクなんで道端にいくらでも生えていて、自由に採って食べて良いような存在だった。

イチジクの実は甘くてとっても美味くて、僕の大好物の一つ。

想像では、このカオヤイのイチジクも陽で乾かして食べればかなり美味しいと思うが、僕自身やったことがない。

この木の樹齢は知らないが、見たところ100年は経っていると思う。

自然の大木が多いカオヤイ国立公園でも、天然記念物級の木だと思う。