マシュマロちゃんは以前からカオヤイ周辺の何処かに自分達の土地を買いたがっていた。
僕は、近く来るかも知れないタイの経済破綻、通貨危機に備える為に、貯めたお金の半分くらいを不動産にしておきたかった。
しかし、カオヤイ周辺の土地は既に異常に高騰していて、安くて良い土地は殆ど残っていなかった。
安くて良い土地とは、僕等にとっては、
① ラムタコーンと言う川に面していること
これは、カルシウム濃度の薄い綺麗な水の確保が何よりも大切だから。別に農業じゃ無くても、兎に角水が無ければ何も出来ないから。井戸水はカルシウムが濃すぎるし、簡易水道は井戸水を濾過したもので、仕事には使えない。
大きな池があればそれでも良い。
② 1ライ(1600平方メートル)当たり、200万バーツ(約1000万円)以下の土地
しかし、どんなに人里離れた辺鄙な場所でも200万バーツを下回ることはない。
観光客が来る車道に面していたら、200万バーツどころか1000万バーツ以上する。
ラムタコーンに面している土地は、何処も600万バーツ以上する。
③ 広さは1ライ以上3ライ以下。
以上の条件を満たす場所は見つかっていない。
多分、無いだろうと思う。
しかし、昨日、今まで見た中では一番気に入った土地を見てきた。
そこは、街道からは少し奥まっているが、フラワーパークから20分くらい、パクチョンからも20分くらいの場所にあって、期待以上に豊富で済んだ水があるラムタコーンに70メートルほど面していた。
いちご園近くのラムタコーンは乾季に干上がることがあるが、そこは今まで干上がったことが一度もないらしい。済んだ水が水深2メートル程の川をゆっくり流れてて、川底からアマモのような水草が繁茂して、大きな魚がいっぱい住んでいた。
僕とマシュマロちゃんは、そこがとても気に入った。
土地は大きな木が生えていて、雑草は綺麗に草刈りされていた。
欠点は、
細長い台形の形で使い勝手が悪く、全部で7ライもあること。したがって、総額は◯◯円を軽く超える。
けれども、ラムタコーンでの水遊び、ボート遊び、魚釣りはバッチリ楽しめそう。
将来は、そういう水遊びを目玉にしたリゾート開発が出来るかも知れないし、M6高速道路が開通すれば、インターチェンジから15分の所にあるので、多少値上がりするかもしれない。
僕が死んで、七海ちゃんが大人になる頃には、その資産で生きていけるだろう。
そんなことで、急にその土地を買うかも知れないことになった。
タイバーツを持っているだけより良いんじゃないかな。










