「私、4年前に彼氏がいたけど、やったのはその人だけ。あなたが二人目よ。」

24歳のその女は、つい先日会った32歳の潮吹きおばちゃんと同じことを言った。チャットで話して翌日、カウントダウンをベッドの上でやりまくりましょうということで大晦日に泊まりに来ていた。お金は要らないというので、一人で年越するよりいいだろうと思い呼んだのだった。

潮は吹かなかったが、おま◯この水が多く、騎乗位でやったらシーツまで粘調な液が垂れた。ナンプラーに似た内臓の匂いが部屋中にたち込めた。お父さんより10歳も年上の僕に濡れるなんて変な女だ。

「どうしてこんなに濡れるのかな、私。やるのは4年ぶりだったから興奮したわ。」

キスやフェラが好きな女だった。僕はクンニが好きだが、この女の匂いが嫌で続けられなかった。

「ところで君の名前、なんだっけ?」

やり終わるまで名前すら覚えてなかった。

カウントダウンをベッドの上で過ごすのも嫌になり、セントラル正門前の特設会場で飲むことにした。

「今年はいいことなかったわ。いろいろ問題も起こったし。」聞いてみると、その問題はどれも少しのお金で解決するものばかりだ。

「タイ人の問題って、9割方はお金の問題だね。」

「そうなのよ。両親はもう働けないし、妹が大学に入ったのが痛い。夜の1時まで働いて、給料は1万5000。前の教師の時は1万8000あったのに減っちゃった。でも先生の仕事は好きじゃなかったから、今のほうがいい。あなたは今年どうだった?」

「そうだなあ。ぱっとしなかったけど、楽しかったかな。」

「そう。じゃあ HAPPY OLD YEAR 」

そう言って乾杯した。HAPPY OLD YEARなんて聞いたことがなかったが、面白いと思った。

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元コヨーテと思しき女が、イサーンなリズムに合わせて実に楽しそうに踊っていて、ステージよりもそれを観ているのが楽しかった。

踊りだすと、何十分間でも踊っていられるようだった。

 

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この後、カウントダウンがあって2015年の新しい年を迎えた。

HAPPY NEW YEAR.

花火が上がって賑やかな新年だ。

クリスマスツリーの上に月が明るく照っていた。

元旦の今日、タクシー代に300Bだけあげたら、丁寧にワイして受け取った。