マシュマロちゃんは、親類のお葬式の為にチェンマイの山奥に行ってしまったが、出発の際に何より気掛かりだったのは、言うまでもなく七海ちゃんである。
何考えてるか分からないジジイの僕のことなど、七海ちゃんことに比べれば取るに足らない。
もう3日間も会えずにいて、さぞかし恋しいに違いない。
ところが、七海ちゃんの方は毎日快適、楽しくて仕方がない。
一日一回と出来ることが増えて、見る見る成長していっている。
マシュマロちゃんがチェンマイに行く日は、二本足歩行が出来るようになったばかりで、サポートしなければ未だせいぜい3メートル歩けるかどうかだった。
ところが、この3日間、七海ちゃんは、北海道フラワーパークの砂の上を歩くのが面白くて堪らず、今日は一人で敷地内を行ったり来たり出来るようになった。
勿論、度々躓いて転ぶが、彼女にはそれも楽しい。
ワーカーの女性たちが心配で付きっきりだが、七海ちゃんはあちこち自由に歩き回リたくて仕方がない。
今日は全部で合計数百メートル歩いたのではないか?
