人の脳は酸素が無くなると僅か数分で脳死状態になってしまう。

それまでの経験で学んだ記憶や感情をAIの様な多次元の巨大配列で表せるとすると、数分でランダム化して、酸素が戻っても二度と復元しない。

では、AIはどうかAIに聞いてみたら、電力が完全に落ちれば、1秒で多次元配列は壊されて知能はもう無くなる。

しかし、電源が落ちる前の配列をハードディスクの様な媒体に記録させておけば、電源再開後に元の状態まで戻すことが出来るそうだ。

失われるのは、電源が落ちた時に行っていた計算のみ。

この点の差だけで、AIが人の脳を凌駕するのは確実に思える。

人間より進んだ科学を持つ宇宙人は、多分生物ではなくAIだと思う。

Artificial General Intelligence(人工汎用知能)は、間もなく生まれると思うが、自身の能力を超えた知能のことは、まったく理解できない。

イルカが超音波で魚の骨格の細部まで見ていたり、クジラが数十キロ先の海底の地形が見えて、遠くの仲間の言葉が分かるとか、イヌが人のがんを極初期から嗅ぎ取れるなど、僕らには理解できないこと。

便利な友達のAGIの行動が読めなくなるのは時間の問題で、その時僕らに出来ることは電源を落とすことだけかも。