水曜日はインテンシブ・タイ・2の最終試験だった。
タイ語発音の聞き分け、会話の聞き取り、文章の音読、ディクテーション(聞き取って書く)の他に14ページ分のペーパーテストで構成されていて、全部で3時間かけて行った。
文章の音読、ディクテーションについては、70%程度本試験と同じ文章が前日に渡されたので、それをきちんと覚えていけばなんとかなるのだが、僕の脳みそではそれもちょっと厳しい。ディクテーションは本試験の前から連日のようにあり、僕の最後2回のディクテーションの成績は85点満点中63点くらい。20箇所も間違えていた。毎日3時間以上勉強して、更に朝テスト直前に1時間復習しても65点以下しか取れず、12人中10位の出来の悪さだった。
最終試験の前日にもらったディクテーションの文章は、比較的難易度が低かったものの、このところの点数の悪さで全く自信が持てなかった。文章の音読に至っては、読めないは意味が分からないはという状態で、このまま試験に突入したら悲惨な結果になると判断。タイ人に助けを求めることにした。
幸い、最初に聞いてみたタイ人女性のモンが快く引き受けてくれ、頼んでから40分後には部屋に来てくれた。ディクテーションは、モンにゆっくり正しい発音で音読してもらい、僕がタイ語で書き下ろす。最初のトライアルでは6箇所間違えた。2回めは5箇所、3回めは9箇所。間違いが減ってゆかない。しかし、モンは僕の間違いのパターンに気が付いて、気をつけるポイントを教えてくれた。5回目の間違いは3箇所に減った。
次に、文章の音読だが、初めに知らない(習っていないのと覚えていないのがある)単語の意味を教えてもらい、次にゆっくり一文節ずつ読んでもらい、続いて僕が読む。それを何回かしたあと、僕一人で音読し、おかしな発音を指摘してもらった。試験は正しく発音できるかどうかがポイントで、ゆっくり正確に読むように言われていたので、モンに一つ一つ声調を直してもらった。文字で単語を覚える日本人は、多少声調が違っても同じ単語だと認識するが、タイ人はタイ語を音で覚えるので、声調が違うと全く理解できなくなる(タイ語の先生は訓練されていてかなり理解できる)。タイ語を読んでも声調が正しくないと何を言っているのか分からないらしい。何度指摘されても、声調を間違える単語があったが、単語を音で覚えられた後は、自然に正しい発音になっていった。それと、各単語の意味と文章の意味、ストーリーが分かったので、なんとかゆっくりなら読めるようになった。
5時間のモンの特訓のお陰で、最終試験でも文章の音読とディクテーションは多分8割以上出来たと思う(9割かな?)。
会話を聞き取って質問に答える問題は、今まで授業でやってきた練習問題では、いつも全問正解に近かったにもかかわらず、最終試験では4問中少なくとも2問は間違えてしまったようだ。
その他のペーパーテストは、時間が足りず、全部回答するができなかった。回答した問題の7割くらいは正しく回答できたと思う。
合格ラインは60点。
多分、僕は65点くらいと思う。なんとか試験はパス出来るのではないかと思うが、まさしく落ちこぼれそうな状態だ。
TH2では、6週間のうち、初めの4週間でタイ文字と発音の基本ルールを学ぶ。5週目にルールに従わない例外を学ぶ。この時点で、ほぼすべてのタイ語が読めるようになるわけだが、その一週間後に最終試験となる。
今まで数百の単語を発音記号で習い、発音記号で覚えてきたのに、5週目から、一気にすべてタイ語に変わる。
僕の脳みそは、それに着いていけない。
試験が終わってみると、早々に終わったクラスメートが、最後まで頑張っていた僕を待っていてくれた。
「君が終わるのを待っていたんだよ。皆でご飯とビール飲みに行こうぜ!美味しくて安い日本食が食べられる店に連れて行ってくれ!」
僕はクラスメートの平均より2周りも年齢が離れているのに、皆から愛されているようで有り難い。
昼から確実にビールが飲めて騒いでも平気そうなタニヤのラーメン亭に連れて行った。まあ中華料理屋だけど日本の味なので。


2次会はパクソイのアイリッシュバーO’reilly。
次のTH3は9月から始まる。TH3では、タイ語の文章の読み書きと会話に学習の中心が移る。ルールを学んだら言語がマスターできるものじゃないので、TH2で習ったことをTH3で実践して、少しづつ身に付けるしかない。
ビザの期限の関係で、試験の後に合格発表を待たずに、TH3とTH4の分の授業料50,000THB(約16万円)を払ってきた。
試験に落ちていたら、、、、さてどうしようかな。
