タイでどんな事業をやろうかということばかりが気になって、これまでほとんどタイ語の勉強が出来なかったが、ついにおしりに火が付いて、ここ1週間ばかりタイ語を勉強し出した。
教材だけはいっぱい有って、タイにも2回持っていったが、殆どやらずにそのまま持って帰って来ていた。ああ、情けない。
チュラロンコーン大学のタイ語コースが始まると、1か月強で約800語の単語が出て、2ヶ月目にはタイ文字をマスターしないといけないようなので、記憶力の劣った初老のおいらの脳みそでは、どこまでついて行けるのか不安だ。だから、せめてスタートくらいは優秀な学生らしく振舞わないと、後が続かないような気がするので、予習しておこうと思っていたのだった。
タイ語の単語はすでに300-500語くらいは知っているような気がするし、きりがないので、今はタイ文字を勉強している。
しかし、これが実に難解だ。
タイ語は基本的に表音文字だが、同じ文字でも使い方によって発音が違ってくるし、ぱっと見同じ形にしか見えない文字もたくさんある。しかも、同じ発音を表す文字が複数あるので、頭は混乱しっぱなしだ。同じ(ような)音を表す文字が7つもある音もあるのだ。書き並べる順番も、左から右ばかりじゃなくて、子音の前に母音が来てみたり、子音の上や下に母音が来るので、初めは頭に来た。
それにしても、タイ語は法則性がないというか、例外がやらたにあるので、一つ習う度に前に習ったことと混乱してしまう。
でも、一週間ほどの勉強で、ヘビが這った跡にしか思えなかったタイ文字が、パッと見て発音が分かるようになってきた(正確に言うと、分かるようになってきた文字があるという程度か)。
タイ人に言わせれば、数千種類もあってごちゃごちゃして画数の多い漢字と比べたら、タイ語の方がずっと簡単だと言う。確かに、文字数だけからすると、ひらがなと同じくらいなので、その通りかも知れない。
ところで、知合いのタイ人は日本語をすぐに覚える。どうしてかと思ったら、何の疑問も理屈も考えずに、単純に真似して覚えているようだ。
言語を習うということは、その通りかもしれない。英語ですら理屈で覚えてきた僕にとっては、理屈がないと逆に頭に入って来ないのだが、「何の疑問も理屈も考えずに、単純に真似して覚える」ことが大切なのかもしれない。
