気持よくクラッシクを聞いていたら、突然バーンと窓の外で特大の爆竹が爆ぜるような音がして、オレンジ色の火花が花火のように光ったと思ったら停電になった。
このコンドミニアムの住民も、近所のタイ人も、なにが起こったんだ!とばかりにゾロソロ外に出てて、電柱を見上げている。
どうも、電柱の上の配電盤がショートしたらしい。
その配電盤は、僕の部屋の窓のすぐ下あたりにあるので、よく注意してみると、九官鳥のような鳥が仰向けでくたばっている。

下へ降りて、大家さんにどうしたのか聞いてみると、「鳥だ」という。
「ああ、あの九官鳥のことか」と僕は合点がいったが、下からでは鳥は見えない。
「そうして鳥だと分かったんですか?」と尋ねると、大家さんは道路に落ちた鳥の羽や肉の欠片を指さした。焦げた羽の他に数ミリの肉片がたくさん落ちている。
「僕の部屋から鳥の死骸が見えますよ」というと、大家さんは部屋まで来て鳥を確認しに来た。
「ああ、あの鳥だ。あの鳥が突っついて、ショートしてバーンだ。大丈夫、20分で直る。」と言って出て行った。
電気工事のクレーンかーが来たのは、それから10分後で、対応の速さに驚いた。
鳥の死骸を取り除いただけで、電気は再開した。
ところで、バンコクの電気はいわゆる3相200ボルトだ。なので、3本のうち、1本がダメに成っても、扇風機などは弱々しいながら動く。
200Vというのは、日本の100Vと比べて結構電圧は高いので、部屋でコンセントを差すときに、いつも「バシッ」という音と火花が出るので、ちょっとおっかない。濡れた手で操作するのは危険だ。

