平成 21 年度 輸出失敗事例等調査事業報告書

貿易相談にみる 輸出で失敗しないための30の事例とその教訓

日本貿易振興機構(ジェトロ) 海外市場開拓部

がとても役に立った。

中小企業が海外展開しようとした時のトラブルや悩みが非常によくわかり、またJETRO側のアドバイズも正統でとても役に立つ。

分かったことは、皆、日本の商習慣と海外の商習慣の違いをよく理解していないことが原因のほどんどで、特に英文の契約書がキチンとできていない。中小企業の社内には、英語で契約を交渉したり、長い英文契約書を正しく理解できる人がいないところが問題の核心部分のようだ。自分は、まだインコタームの意味をしっかりとは把握できていないが、幸いな事に前職の経験から、契約書で何をどのように決めればいいかは分かる。英文の取引契約書は最低条件で、これができなきゃ話にならないが、結構多くの方が、この時点でトラブっていることが分かった。自分にとっては、アドバンテージだとちょっと自信が湧いてきた。

 

さて、それでは、どういう分野で起業するか?を考えるときに

「オリジナリティにあふれたビジネスじゃないといけない」

って思っていた。物の本を読むとみんなそう書いてある。

でも、あるコンサルタントが言うには、

「どこにもない商品、どこにもないサービス・・・自分がまるで「発明家」のように、だれも考えついたことのない、だれも実現していないビジネスをする・・・・こういう想像は楽しいものですが、いったん、捨てたほうがいかもしれません。むしろ、こういう考え方は起業のジャマになることすらあります。なぜなら、オリジナリティにあふれた商品、サービスを考え付いたら起業しよう!と思ってたら、一生、起業なんてできないからです(笑)

なるほどそのとおりだ。

そして、一番重要事を教えてくれた。

「それよりも、どこにでもある商品・サービスだけど、自分が人よりちょっとうまく提供できる、またはちょっとうまくお客さんを獲得できる、そういうビジネスを見つけて、さっさと起業しちゃったほうが成功率は高くなります。」

「まずは、確実にニーズがある、売上が見込めるサービスで起業する。そこそこ売上があがって、余裕が出てきたら既存のサービスを改善する形でオリジナリティにあふれたビジネスにしてゆく」

これが重要なんだろうと思った。