仕切り直しのインキュベーター孵卵は惨敗に終わった。

保温を初めて二週間以上経ったのに、殆ど全ての卵を光をかざす検卵で血管や心臓の影も形も見えない。

試しに一つ割ってみたら、まったく発生していない。 他も幾つか割ってみたが、全て同様。

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普通は一週間くらいで血管や心臓がしっかり見える。二週間以上経っても検卵で透き通ったままということは、胚が発生していないということ。

仕切り直しの当初は40個以上の卵があった。

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それなのに、検卵で「もしかしてヒヨコが居る?」と思ったのは、僅か2個の卵。 残り全部廃棄処分。

全部が透き通ったままというわけではなく、今のところ2個発生していそうなことと、これまでにニワトリとアヒルの雛がこのインキュベーターから4羽が孵っていることから、インキュベーターの使用状態が悪くて死んでしまったわけではない。

考えられるのは、初めから無精卵だったということだけ。

これはひどい話だ。ほとんど詐欺。

もう、完全に頭に来た。もうネットでは卵は買わない。

ワーカー達は、今居る鶏だけで始めれば丁度良い、と言うが、一旦頭に来た僕はこのままでは収まりがつかない。

更に10羽程生きた鶏を買い足してから、心を落ち着かせてニワトリ飼育を始めたい。

ヒヨコの発育は速い。

七海ちゃんは、うちのニワトリもアヒルもヒツジもみんな大好きだ。

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鶏小屋と野飼用スペースはほぼ完成した。

野犬による荒らしを防ぐ為の咲く作りに苦労した。40メートル X 25メートルの柵を地下30センチ迄コンクリートで固めた。

ニワトリの砂浴び場や、昆虫や野草用の堆肥も沢山出来た。

将来産まれて来る受精卵は、等分インキュベーターで孵卵させて、卵を産むメスを増やす。

大きくなったオスはみんなで食べる。