16個の卵子に顕微授精させて5日目と6日目の結果が出た。

正常に発生が始まった受精卵は、5日後にBlastocyst胚盤胞になる。

僕らの受精卵は、2つまずまずのBlastocystになったので、その2つから染色体検査用の細胞を抜き取り、残りを液体窒素で凍結保存した。

更に1日培養を続けた6日目は、何と更に6個のBlastocyst胚盤胞が出来たので、同じく全部から染色体検査用の細胞を抜き取り、残りを凍結保存した。

6日間はちょっと長めなので、6個のうち5個がhatchingしていた。

Hatchingとは、日本語で孵化という。

卵の殻が破れて、中身が出てくること。

この状態は、卵管内では着床が始まるところ。

8個のBlastocyst胚盤胞まで進んだというのは、物凄く良い成績だ。

ただ、8個の内の2個は見た目とAIに依る画像判定の結果がいまいち。

多分、染色体分配か遺伝子交配か何らかの異常がありそう。

ま、しかし、6個のBlastocyst胚盤胞が獲られただけでも上出来である。

染色体検査は、普通は子宮内に移植しそうな特に良い胚盤胞だけ実施するが、僕らは8個全部を調べることにした。

染色体検査の費用は、パッケージに含まれておらず、追加で払わないといけない。初めの1つの染色体検査の費用は40000バーツで、2個めから1つ18000バーツ。だから、8個全部調べると、166,000バーツとなる。

頭がクラクラする価格だ。

しかし、これでダウン症を始めとするいくつかの先天性疾患が排除出来る他、男女も判明する。

染色体異常のある胚盤胞を移植しても、殆どは着床しないか流産するかなので、それが除けるならば、1つ平均点2万バーツの検査費は許容出来ると想ったからだ。

更には、胚盤胞凍結保存が3個までがパッケージ料金で出来るけれど、8個となると追加料金が2万バーツとなる。

したがって、追加料金は。186,000バーツとなってしまった。

今後、子宮内移植も別料金なので、金食い虫な医療だ。

貯金が200万円以上ないと出来ないこと。

だけども、僕は思った。例えば8個のうち4個が染色体異常がなく、男の子2人と女の子2人だと分かったら、どれを移植するかを考えるのにとても役に立つので、ここにお金うぃかける価値はある。