約10年前、始めたいちご園の配水システムのことは何も分からなかった。

特に、使うべきポンプのこと、そこへの電力供給のこと、ポンプからの排水管のこと等、全部人に頼っていた。

しかし、苦節10年(苦節は嘘)、おいらも立派に成長し、今や若いワーカー達に指導できるようになった。

北海道フラワーパークの新しい敷地に設置した配水システムは、我ながら素晴らしい物になった。

余り細かい点を書いても仕方がないので、要点だけ並べると、

①日本製の10分の1の価格で買える中国製スマートポンプ(深井戸用ぶっ込みポンプ、元日本企業のコピー)を2台川に直接ぶっ込み、貯水池に水を汲み上げる。

②貯水池の水位によりポンプを自動でオン・オフ出来るようにした。これにより、貯水池容量(約18トン)以上の水量を連続的に供給出来るようにした。

③貯水池からの配水ポンプは揚力よりも流量を重視。貯水池の水位より低く設置し、ポンプ内の空気を自動で抜いて起動出来るようにした。

設置した電線は250メートルが二本、全部塩ビのパイプに納め、地中に設置した。

設置した配水パイプは2インチ径のポリエチレンパイプで、現在500メートル超設置済み。

2つのポンプで川から300リットル/min揚がる。手前のオレンジ色のが水位に依るスイッチ。

写真の奥に、散水中のスプリンクラーが見えるかな。

500リットル/minの配水ポンプ。

貯水池で、貯水中に肥料を混ぜ合わせられるようにした。

これで、半径4メートル飛ばせるスプリンクラーを同時に40基回せる。

ウォーターシステムの成否がフラワーパークの成否に直結するので、とても大事な部分だ。

副産物もある。

それは、夕方貯水池で子供たちがプール遊びできること。

カオヤイ国立公園からの水なので、悪いバクテリアや化学物質の心配はない。