今日、大学の食堂で昼飯を食べている時、ゴリッと音がして口から石ころが出て来た。
「なんだ鶏肉に石が入ってやがった!」ただでさえまずいご飯だと思いながら食べていたので腹が立ったが、少し後に自分の銀歯の被せ物がなくなっていることに気がついた。幸い皿に吐き出した石は残っていて、よく見るとその銀歯だったので無事に回収できた。
こんなとき、日本なら歯医者にその銀歯を持っていけば、待ち時間は別として、ものの10分足らずで接着してくれて、費用も保険で非常に安く済む。
しかし、ここはタイ。こんな時どうなるんだろう?
僕は、22万円も出して2年間の海外旅行保険に入っていて、バンコクでも最も医療水準が高いとされるバンコク病院に行けば、どんな病気や怪我でも無料で治療を受けられる。命にかかわる怪我や病気をした時に、お金の問題で適切な治療が受けられなかったら嫌なので、高いけど無理して入った保険だ。
しかし、この保険、歯科領域の治療は対象外。もちろん、歯科治療も含める特約もあるが、かなり高くなってしまう。無保険で治してもらったら、いったいいくらになるのか想像もできなくて不安だ。間違って残っている土台の歯を抜かれてしまったり、銀歯を作りなおす羽目になっても嫌だ。考えた末、次の帰国(月末)までこのまま放っておいて、帰国した際に近所の歯医者に駆け込むことにした。
古くからタイに住む友人は、日本に帰った際に、虫歯がなくても歯医者に行って、なにか問題があれば治療してくると言っていた。やっぱり、歯の治療はタイで暮らす者にとっては無視できない問題のようだ。

