僕らの水源ぼ沢ラムラコーンが涸れた。

カオヤイいちご園には、もう水はない。

そうなって数日後、いちごも草も枯れ果てた。

いちご株は完全に枯れている。

こうなることは分かっていたし、既にいちご園自体は今期閉園していたので、いちごが枯れた事自体は別に問題ない。

けれども、このいちご園には、未だ水がないと困るものがいくつかある。

一つは、野菜ガーデン。

今、日本の自分のトマト、枝豆、いんげん豆、オクラ、里芋、ワケギ、パパイヤ等の苗が育っていて、あんまり食べる人は居ないものの、どれも日本から仕入れてきた種で、期待のお試し品種なので、枯らしたくない。

他にも、タイのサクランボの木の苗や、いくつかのラン類、新しい品種の花の苗が育っていて、それらに水やりしないと3日で枯れる。

もう一つは、宿根アスター(タイでは何故かマーガレットと呼ばれる)があって、これは来期のフラワーパークに植えるための子株を取るために育てているもの。ここから数万株のマーガレット苗が取れるが、枯れてしまっては10万バーツ級の損失になる。

けれども、水源に水がなくなったので、北海道フラワーパークの井戸水を車で運んで、ジョロで水遣りするしかない。

今日の午前中は、このマーガレット株への水遣りで、へとへとになった。全部で約1000リットル。

午後は、日本人女性の友達に手伝って貰って、野菜ガーデンへの水遣り。約400リットル。

水の量が少ないので、枯れるのを防ぐのは1日かせいぜい2日間。

だから、明日もやらなければならない。

夕方は、新居の庭に花壇と木々に水遣り。ここは簡易水道があるので「一時間でたっぷり水遣りができる。多分。使った水は3トン。

ああ、頼むから雨が降ってくれ!

水がなければ何もできない。

水が涸れたら全て枯れる。