どんな親も、ほとんど例外無しに我が子のことを一番可愛い格別な存在だと思う。

それが正常であって、実に微笑ましいことだと思う。

何故、格別なのかの理由は特にない。強いて言えば本能とも言える。

それがあるから、子供は安心して親に頼れるし、あるべき人間性が育つ。

ご多分に漏れず、七海ちゃんは僕らにとって一番可愛い格別な存在だ。

ただ、客観的事実として、七海ちゃんには前例が少ない特別な背景がある。

① モン族と日本人との間の子。

② 父親が65歳の時に誕生した。母親との歳の差は30年。

③ 父親はパイプカットして20年間後にパイプを再結合して、それでも出て来た少ない精子と受精した卵子から発生した。

④ 顕微授精で受精した合計20個の受精卵から無事に胚盤胞まで育った6個について、全て次世代シークエンサーで遺伝子配列を調べ、異常がなかったたった2個の胚盤胞から選んだ一つの胚盤胞から育った子供である。

以上の点が、割合としては特別というか希少な例だと思う。

そのことと関係があるとは言わないけれど、僕とマシュマロちゃんにとっては、格別な子供だ。

この子が、モン語、タイ語、日本語、英語の4カ国を話す、音楽の才能に満ちた人間に育ってくれるのが、残りの僕の人生の課題且つ楽しみだ。

こうなると、やっぱり未だまだ死ねないな。