王様の誕生日(父の日)は、穏やかに過ぎた。今日になっても、まだデモ隊による目立った活動は再開されていない模様で、街は平穏だった。

昨日、国王は演説の中で、

「人びとが力を合わせてきたおかげで我が国は長く平和だった。安定と安全のためにそれぞれの義務を果たすべきだ」

と語った。揉め事は止めて、団結して安定と安全を目指してほしい、との趣旨と思うが、現状に対して、具体的は言及はなかった。

したがって、このまま事態が治まるとは思われず、明日以降は余談を許さない情勢だ。

父の日が開けて、一旦地方に戻った反政府デモ隊は、再度首都に集結し始めたらしい。また、政府側のUDDもアユタヤに集結し始めた。

僕が思うに、数年前からの一連の政治混乱は、首都近郊の既得権者と地方の低所得者との階級闘争のように見える。したがって、個々の政策について議論するのではなく、相手を倒すことだけが目的になっているようだ。

再度、非民主的な方法で解決したとしても、それは真の解決とはいえず、どちらが勝っても再び闘争が起こるだろうことは間違いない。

東南アジアの優等生が、今世界から笑われている。

 

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