先週、血中hCG濃度から着床が確定したけれど、その翌日から微妙な不正出血が数日続いた。

ネプキンに着いた出血の様子を何度か病院に送ってみたところ、切迫流産の恐れがあると言われ、合成卵巣ホルモンを通常の4倍量を投与するように言われ、マシュマロちゃんは自宅軟禁となった。

この時期に子供が流れる理由は、普通は不明で、出来るだけ安静にしているしかないらしい。多いのは受精卵の染色体異常と、子宮内膜のタイミングのズレらしい。

僕らの場合、受精卵の染色体異常が見付からなかった数少ない胚盤胞を使ったし、子宮内膜は複数のホルモン剤でコントロールしていたので、一般的には早期流産の可能性は低いと考えて良い。

しかし、マシュマロちゃんは抗リン脂質抗体が陽性で、難病指定の自己免疫疾患である抗リン脂質抗体陽性症候群の可能性が高く、その場合無処置だと90パーセント!お確率で流産するというデータがあったので、気が気じゃなかった。

勿論、低用量アスピリンと低分子ヘパリン皮下注は毎日欠かさず実施していたので、流産確率は20~30パーセントに減らされている筈だったが、原因不明の病気なので何が起こるか予測は出来ない。

けれど、数日の自宅軟禁安静のお陰で、不正出血は昨日から収まっていた。

ただ、予定量以上の流産防止薬を使ったので、手持の薬が無くなってしまった。

そこで、本日予定を早めてバンコクのSAFE Fertility Centerに行って来た。

そして、経膣の超音波診察の結果、小さな胎芽(この時期は,mada胎児とは言わず胎芽と言うらしい)と卵黄嚢(いわゆる黄身)が見えた。

そして、とても小さな心臓の拍動も見えた。

未だ胎芽は長さが3.7mmと小さく、ドップラー音診でも心音はハッキリとは聞こえなかったが、毎分101回の音らしき信号は捉えられて、胎芽の脈動と思われた(母親の脈拍は80回)。

胎芽のサイスからAIが推定した月齢も6週間と1日とのことで、実際の日数から3日ずれているだけ。つまり、生育は順調。

嬉しい結果に、オヤジもマシュマロちゃんも向きって微笑んだ。

安心したら、急に腹が減ってきた。

30年以上前に自分の子供達を授かったときには、全てがもっと簡単だった気がする。

僕はあんまり良い父親じゃなかったし、子育ても上手ではなかった。

母親も大分泣かせてしまった。

今度の子供は、僕のセカンドライフの予定外の子供になる訳だが、これからどうすれば良いのかはマニュアルに載っていない。

第二の人生で同じ失敗を繰り返さないように生きていけたら嬉しい。