三泊四日のクラビへの旅は、僕にとってこの近年では一番のいい旅になった。

珍しくマシュマロちゃんと一度も喧嘩しなかっただけじゃなく、久し振りにアツアツの時もあった。

僕の誕生日祝いの意味もあったので、現地で僕は引率者や案内係の仕事は無くて、ゆっくり寛げた。

料理も美味しく楽しめた。

海は透明度は余り良くなく、珊瑚も全くなかったけれど、これは初めから期待してなかったので特にがっかりはしなかった。

浜の砂は白く細かく、波は僅かだったので、七海ちゃんが遊ぶには最適だった。

僕にとって一番感動したことは、海ではなくて、岩山の凄さ。

岩があんなにドロドロに溶けるのは驚きだった。

鍾乳洞だらけ。

変わった地層に被さるように溶けた岩が覆い被さっている。

切り立った崖の岩山は、高さが100メートルくらいあるものもある。

そういった岩山が立ち並ぶ海岸の風景は、クラブならではのもの。

クラビからほど近いピピ島も似たような風景だが、海の透明度はピピ島がずっと上だ。