今日はバンコクに用事が有って行って帰って来たら、もう夕方6時になってしまった。

カオヤイは何かと住みやすい場所だが、時々どうしてもバンコクに行かないと行けない用事がある。

今日の用事は、とても大切な用事だった。

先月チェンマイの山奥まで行って入手して来た日本での婚姻届に必要な書類。もちろんタイ語で書かれている。

それを、経験ある翻訳業者に、英語と日本語に訳して貰う為に行ったのだった。

勿論、僕でも訳せるし、最新のAIを使えば、更に美しく訳せるが(実際、業者よりも上手い)、お役所は得体の知れないジジイや人工知能など信じないので、やって貰いに行った訳。

スクンビット通りまでは、とてもスムーズに走れたが、スクンビットに入って渋滞に巻き込まれた時、耐え難い尿意が襲ってきた。

日本なら、そこら辺のコンビニかレストランに駆け込めば、おしっこくらい問題なくできる。

ところが、タイのコンビニにはトイレは無いし、レストランにトイレで駆込める雰囲気じゃない。

ガソリンスタンドにはトイレはあるが、バンコク中心部には妙に少ない。ほんの数キロ先に有っても、渋滞で何十分も掛かる。

しかも、ジジイはトイレの我慢が苦手。

身体を揺すりなが、目的の翻訳業者前に着いたが、駐車場の空きが無い。

いよいよやばくなって、車をマシュマロちゃんに変わってもらって、近くのお店に駆け込んだが、何処も店内にトイレは無いと云う。

そのうち、ズボンの前にシミが出来るほど漏れ出してしまった。

そこで、クリニックに駆け込み悲惨な状況を説明したら、ビル内のトイレの場所を教えてくれた。

トイレで用を済ませて自分のパンツとズボンを見てビックリ。

200mlくらい漏れていた。

こんな事になったのは、若い時にビアーガーデンで鱈腹飲んで帰ったあの時以来だ。

前が湿ったズボンを履いたまま、目的の翻訳業者に入り、何をどうして欲しいか説明した。

業者の担当者はベテランで、こちらの用件を直ぐに理解してくれたので良かったが、話している間、小便臭かったのではないだろうか?

翻訳料は安かった。

他の業者は最低料金が5,500バーツだったが、そこは1600バーツ位だった。

しかも、訳したものをタイ外務省の認証を取らないといけなくて、その為に訳が終わったら再びバンコクに行かなければいけなかったのだが、その作業を全部やってくれるという。

外国人が行くと順番待ちで時間が掛かるので、タイ人業者がやればスムーズだと言う。

と言うことで、業者に外務省認証も取ってもらい、それをカオヤイまでEMSで送ってくれると言う。

経費は送料込みで5150バーツ程度済んだ。

一日がかりでバンコクまで行って、小便漏らして来なくて済むのだから、十分リーズナブル。

26日迄には絶対届くそうなので、4月1日の日本行き深夜便には多分間に合う。

そうして、65歳の誕生日を迎える1日か2日前に、僕たちは婚姻届を提出する。

上手く受理されれば、その日が結婚した日となる。