明日11月17日は、4月のソンクラーンと並んでタイを代表する祭りであるローイクラトン(วันลอยกระทง, Loy Krathong)がある。

ローイクラトンは陰暦12月の満月の日を中心に開催される祭りで、クラトンというバナナの茎と葉っぱと花、ロウソクなどで飾られた小さな燈篭を夜に川や池に流す。夜に灯籠を流すあたりは、お盆に行わえる日本の精霊流しに似ている。ローイクラトンは、本来は農業の収穫に感謝し、水の女神コンカーに祈りをささげ、罪を謝罪し、自らを清める祭りでだそうだが、最近では、カップルでローイクラトンを行い、二人の関係が長く続くことを祈る風習になっている。

昨日の金曜日、そのクラトンをチュラロンコーン大学インテンシブ・タイ・プログラムの課外活動として作成してきた。 インテンシブ・タイ・プログラムでは、こういった課外活動が幾つか用意されていて、インテンシブ・タイの学生は、一定時間の課外活動をこなすことが課せられている。それは、インテンシブ・タイでは、言語だけではなくタイの習慣や文化を海外から来た学生に知ってもらうという目的があるからである。課外活動の費用は、コーズ開始時に払う受講料に含まれている。

IMG 3769

この日のバンコクは快晴で暑い日だった。

 

さて、クラトンの作り方だが、、、

まずバナナの葉っぱと茎を3センチ厚くらいに切った浮船の土台が配られた。

IMG 3773

これが配られたバナナの茎と葉っぱ。バナナの茎は直径15−18センチくらい。

 

IMG 3776

バナナの葉っぱを茎の大きさに合わせて切り、ピンでこのように留める。

ピンは昔は竹製の爪楊枝のようなものを使ったらしいが、折れやすいので鉄製の小さな釘を使用した。

 

IMG 3774

次にバナナの葉っぱを幅5−6センチの短冊状に切る。切ると言っても葉脈に合わせて破ればいい。

それを2つに軽く折って中心を取り、写真のように2回折って直角になるようにする。反対側も同じようにしたら、裏返して半分が垂直に近く立つように折りステープラー(日本では商品名のホッチキスと言われるが、タイでは昔の有名メーカーの名前マックスからとって、メックと呼ばれる)で留める。言葉で説明するのは難しいので写真を見て欲しい。

 

IMG 3778

上で作ったものをバナナの茎の周囲に写真のようにピンで留める。この辺りの作りかたは好みに合わせて自由に変えて良い。僕のは、上手く均等に貼り付けることが出来ず、あまりかっこよくない。

 

IMG 3779

中央のくぼみに花やロウソク、花火を建てて出来上がり。

 

697282290258

完成して、TH4のクラスメイトたちと記念撮影。

 

NewImage

夜にロウソクに火を付けて、両手で顔の高さに持ち上げて祈ってから、水に流す。

写真はネットから拝借したもので、近所のルンピニ公園の様子。

 

娘のようなトムにローイクラトンに一緒に行こうと誘ったら、「ナーブア(つまらない)」とあっさり断られた。可愛くないやつだ。

明日はチャオプラヤー川の至る所で ローイクラトンが行われ、人と車でごった返すそうだ。恋人との仲が長く続くことを祈る行事に一人で行くのはちょっと寂しいが、一度は見てみたいと思っている。