ティックは先月18歳になったばかりで、もうじきタンマサート大学を受検する勉強家。

BTSの終点ベーリング駅の近くに家族と一緒に住んでいる。初体験はなんと14歳。相手は同じ年のタイ人。今までの男の数は4人。前の男は36歳のイタリア人で、そのイタリア人と愛人関係というのか援助交際というのか分からないが、週2回会って、見返りに学費の一部を援助してもらっていた。しかし、2ヶ月前にそのイタリア人は別の彼女のところに行ってしまったので、ティックは新しいパパを探していた。

「私は一回だけの関係はしたくない。長い付き合いが出来る相手がいい。週2回くらい会えるから、学費の一部を助けて下さい。」そう言って、自分撮りのヌードを送ってきた。以前書いたことがあるが、こういうことをする女はド素人である。

写真で見る限り余り美人ではないが、スタイルは良く、艶かしい体つき。18歳になったばかりという点に惹かれ、

「それは分かるけど、お互い試してみなけりゃわからないでしょう?。まずは一回会って、お互い好きになれるかどうか確かめてみる必要があるでしょう?」

そう言うとティックは同意して、始めてチャットで話したその日のうちに僕らは会う約束をした。彼女は僕のコンドミニアムの住所と電話番号を聞くと、

「じゃあ今から行きます。」

初めての場合は、どこかのコービーショップや駅の改札で会うというのが一般的だが、いきなり会ったこともない男の部屋に一人で来るというのは、僕の経験からすると「素性がいい」。そして、ティックは約束の時間に遅れることもなく来た。ただ、初めにモトサイで着いた場所が、ドライバーの思い違いで別の場所に着いてしまったので、別のモトサイを拾い直して、なんとかやって来た。

ティックは出ずっぱりで映画も旅行も好きじゃない。何をしたいか聞いてみると「家で両親の世話をしていたい」と言う。声も静かでおとなしい性格。

だけど、やることは大胆。部屋に来ると3分で全裸になった。シャワーを浴びてきたので大丈夫と言ったが、脱いだら部屋に若い女の匂いがたちこめた。若いだけあって、胸は固く張りがあり、乳輪の色も薄い。下の毛の手入れがしてなくて、長くてボウボウだったので、にわか床屋になってカットしてあげた。僕は長い毛が嫌いなので、もうここで何人の毛をカットしたか分からない。カット中は真剣勝負だが、ベッドの上で長いこと大股を開いていたので、部屋はますますあそこの匂いでいっぱいになった。

若い女のあそこの匂いが僕は好きだ。若い身体の匂いというか、ちょっと酸っぱい感じの乳酸菌と恥垢が混じったような匂い。年老いた自分にはとても懐かしい命の匂いだ。人にもよるが、25歳を過ぎると匂いが変わる。多分、雑菌が入るからだろう。

彼女の前の彼のイタリア人とは、会うと1日に3−4回もやったそうだ。それに慣れているせいか、終わってもべたついてくる。僕も負けじと三回戦を挑んだものの、三回目は何も出なかった。54歳が36歳と競っても仕方がない。

 

その数日後、彼女はまた来た。

この頃は毎日、「キットゥン」(I miss youの意味)「今何してるの」と何度も言ってくるし、起きた時と寝る前にも必ず挨拶がある。もうお試しは終わって、すっかり愛人になったつもりみたい。彼女もニサと同じように、「もう必要ないから」チャットからアカウントを抹消した。

思えば、僕が始めてまともな初体験をしたのは19歳になったばかりの時で、相手は同じ大学の18歳だった(ちゃんと出来なかったのは16歳の時だったが)。54歳にもなって、初体験と同じ18歳の女を抱けるのは、誰が何と言おうと有り難いことだ。

プーはそんな僕を見て、

「あんた死んだら絶対地獄行きね。私は天国に行くから、死んだらお別れね。あんたはきっと地獄でも若い女とやりまくっているでしょうね。」と言って笑う。

死ぬまで若い女を抱けるなら、地獄に落ちても一向に構わない。地獄に落ちてもやり続けたい。