その1。
ラチャダーで一人暮らしをして大学に通っていたヌイ。久しぶりに電話してきた。
「私もうラチャダーに居ないよ。ノンタブリに引っ越した。姉さんの家に住んでる。あなたはどこ? へえ、サトーンに居るんだ。一人?明日行っていい?お姉さんの車借りれるから行けるよ。じゃ、昼の12時に行くから待ってて。夕方6時には帰らなきゃ行けないけど。」
「多分ここに来るのは難しいから、シーロム・コンプレックス1階のスタバで会おう」
「オッケー!じゃ明日ね。」と軽く話が進む。
案の定、翌日お昼になっても来ないので、電話やチャットで呼びかけるが、返事がない。夕方4時くらいになって、
「ごめんごめん、今起きたの。お姉さんから車借りてないし、行けなくなっちゃった。」(何時まで寝てるんじゃ!)
どうせそんなところだろうと思って、こっちはこっちで別のアポを入れていたので、ちょうど良かった。
「昨夜は遅くまで起きていたのか?」と聞くと、
「うん」
明日の約束のために、何時に起きて、そのためには何時に寝なきゃ行けないというようなスケジュールを立てて生活することが出来ないおばかなタイ人。
次の日。そのヌイからLINE連絡が入った。
「明日は絶対行けるから、13時に行っていい?お昼一緒に食べましょう。」
さすがに二度連続のすっぽかしはないだろうと思ったが、念のために、家を出る前に電話するように頼んだ。
そして翌日12時半頃。
「今、行こうと思ってるけど、お姉さんと喧嘩して車借りられなかったので、車がなくて困ってるの。」
ああそうですか。やっぱり。(まず車を借りるのが先じゃろが)
30分後
「友達の車で行くことになったよ。友達と一緒だけどいい?」
「いいけど、3人でその友達は大丈夫なのか?」
「分からない。いま聞いてみるね。」 はいはい、もうなんでもいいです。
その10分後、
「車にガソリン入ってなかった。ガソリン買うお金がないから、どうしよう?」
1時間後、
「お金が入ったら絶対行くからね。今日はごめんなさい。」
お金が入ったら、来る訳ないと思う。
その2
上と同じ時間に別のアポ。レズビアンで自称処女の30歳が、なぜか会いたいというので、12:30にシーロム・コンプレックス1階のスタバで会うことになった。行ってみると、時間になってもやっぱり来ない。連絡を入れても、返事なし。その女、数日後に
「今すぐ逢いたい。今からすぐに来て!ラップラオのモールで待ってる。タクシー乗ったら電話して。場所を運転手に説明するから。」
重い腰を上げてタクシーに乗ると、運悪くちょうどSIMの電話代がなくなっていた。日本ではあり得ないことだが、プリペイドSIMしかないタイではSIMが切れるともうどうすることも出来ない。しかも道路は大渋滞。1時間後なんとか途中のセブンイレブンでタクシーを待たせて、SIMのお金を入れて電話してみると、意味が分からないタイ語のメッセージ。LINEのメッセージにも反応がない。向こうもSIMが切れたのか?結局、そのまま会えず。タクシー代高速代込みで往復400THBの丸損。その後も連絡が取れないまま。いったい、どうなってるのか。
その3
上の時間と同じ時間に別のアポ。13:00にシーロム・コンプレックス1階のスタバでアポ。こっちはこっちでトリプル・ヘッダーだ。それくらいでちょうど良い。
当然、約束の時間に来ない。電話しても出ない。
4時間半遅れの17:30になって、
「ごめん、寝てた。今から行くから待ってて。」
その30分後にこのコンドミニアムまで歩いて来た。
3軒目の同時アポだったが、3軒目で5時間遅れの約束達成。
その4
日本人の父を持つアンナ。もう思い出したくもない。やっぱり、血じゃなくて育ちだ。
先のことを考えずに、場当たり的な行動しかとれないタイ人。こういう人たちと仕事をするのは容易なことじゃない(今回は仕事じゃないけど)。
タイ在住12年の T さんも言っていた。
「タイ人に予定なんてあってないも同然。その場の衝動だけで行動する。ほとんどのタイ人は、何にも考えてない。ちょっと考えると、すぐに頭が痛くなっちゃう。だから日本人がタイでビジネスをしても、みんな失敗するんです。ちゃんと先のことを考えて行動できる、頭が良くて、良い教育を受けたタイ人のビジネス・パートナーが見つかるかどうかが鍵です。」
タイ人が抱える問題の95%はお金だ。どうしようか考えるが、すぐに本当に頭が痛くなって考えるのを止めてしまう。結局、お金がない状態は改善しない。
バカ女にだいぶ教育されたお陰で、いちいち腹を立てることはなくなったが、予定通りに物事が進まないのは変わりない。どうすれば良いのか?
こんなタイ人に、しっかり仕事ができるように厳しく教育したという友人の O さんは、
「ボーナス払った翌日にスタッフ全員に辞められた」そうだ。
