昨日、日本からの荷物が届いた。

今回は量が少ないので航空便を利用した。EPAを利用して関税ゼロで通関できた。

税関に関税を取られずに通関できたのは、これが始めてである。

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通関業者に依れば、下の2つの理由により税関で品物が抜き取られることがあるという。

一つは、品質検査のため。書類と実際とが一致しているかどうか、時には検査場に送って調べられる。食品等では特に多い。この場合には、抜き取った数量が記載された文書を税関から得ることが出来るそうだ。また、請求すれば検査後に返せるものは返してもらえる。しかし、検査で失ったもの、遅延した分は、オールリスクの海上保険でも保険金は下りない。

二つ目は、税関もしくは運送業者、通関業者などによる「万引き」。抜き取り検査の名で抜き取り、そのまま自分のものにしてしまう。タイでは、これが多いのだそうだ。これはオールリスクの保険対象となるが、お金が戻るのには時間がかかる。

FTAやEPAを使って関税ゼロを始めて試みる僕達のような企業は、まず必ず開封されて抜き取り検査されると聞いていた。

ところが、到着した荷物を見ると完全に未開封。開封した形跡は見当たらない。一つだけ箱を開けて中身を見てみたが、信頼できる日本人が梱包したままの状態だった。発送してくれた会社や担当者は100%信頼できるので、全数チェックする必要なない。箱の数だけ見ればいい。

 

 

ということで、輸入は万事上手く行ったのかというと、実はそうではない。

同時に別の会社から発送してもらった別の商品は、EPAの書類不備で通関できなかった。現在は、税関で預かってもらっている。

これをEPA特恵関税を利用せずに、通常の関税であるCIF価格(商品代金+運送費+保険金)の30%を払えば通関できるが、これだと商売にならない。その品の場合は、関税ゼロがビジネス上の条件だったのだ。

かなり焦った。血が頭に上るのを感じた。

しかし、適正な書類を直ぐに送って貰えば関税ゼロで通関できるとわかったので、ホッとした。

それを製造元に依頼してみると、、、

担当者は海外出張中。もう一人の担当者はインフルエンザで休暇中。

まいった。

けれども、一週間後に書類が届いて通関できれば、一応は間に合う計算になるので、ここは冷静になってどっしり構えて待つしかない。

それにしても通関って、やっぱり厄介。

慣れた業者なら、どうってことはないのだろうが、僕にとっては依然として難関の一つだ。