レンタカーにタダで付いてくる運転手兼ガイドが言うには、この近くに2000年前の絵があるというので、古代遺跡巡りマニアとしてはもちろん行くようにお願いした。
真っ平らなコラート大地だったが、カオヤイに近づくと、少しずつ山というか丘が見えてくる。ここは、ナコンラチャシマからカオヤイに向かって30分程走ったところにある。
ちなみに、カオヤイとはタイ語で山が多いと言う意味だ。

ここがその古代遺跡の入り口

大きな虎の焼き物があった。7mくらいか。

山道という程ではないが少し登りの道を歩くと、こんな巨岩があった。なんとなく、ウドンタニーやウボンラチャタニーで見た風景に似て来た。古代人はこういう岩のくぼみで生活していたのだろうか?


そこら中に岩が目立って来た。古代絵の雰囲気が漂う。


ありました。これが2,000年前の絵。やっぱりウボンラチャタニやウドンタニとほとんど同じだ。赤い酸化第二鉄っぽい絵の具で砂岩に描いているのも同じ。
人々の生活の様子が描かれているようだ。狩猟採集時代でまだ農業らしい絵は見当たらない。

だいぶ消えかかっているが、この絵が一番大きく、70センチくらいあった。

絵が描かれた岩の全景と僕。

こういう神聖な場所には必ずあります仏様。


木の根っこが岩を取り巻いている。かなり大きな木だ。

下から見たところ。
この巨石群を過ぎて更に少し上ると、平らな頂上に出る。上部が平らなところもウボンラチャタニやウドンタニと同じだ。その三カ所はそれぞれ、400kmくらいは離れていると思うが、大昔は同じような台地だったのが、川で削られて平原になったのだろうか。

その平らな岩に仏様の足型を象ったと思われる池があった。

バラモン教か仏教だろうから、先ほどの岩絵よりもずっと新しいはずだ。加工の仕方も洗練されている。ちょっと艶かしい仏が気になる。

これが古代の文字。クメールの文字だろうか?運転手もナットも全く読めないという。ウボンラチャタニのアップンのおじいさんは少し読めると言っていたが、その字と同じかどうか分からない。


まるっこくて、鋭いペンで描きやすそうな文字。現代のタイ文字よりもこっちの方が見た目が可愛くて好きだ。

