日本から試験的に持ち込んだ20種あまりの日本のいちごのうち、タイの環境と栽培法で唯一残ったのが、この品種。

樹勢が強く、病気にもならずに盛んにランナーを伸ばし、花も実も良くつける。

気温が高くなると、急速に熟し、急速に傷んでしまうので、日本のように美しいピンクの大きな実にはならないが、香りだけは日本と同じように素晴らしいモモの香りがする。

もっと低温でゆっくりならせば高級いちごになるのだが。

薫りは良いので、それを活かした食べ方が出来れば商品価値は上がるだろうに。

誰も見向きもせずに腐ってゆくだけ。ああ勿体無い。

品種改良の親にするには良さそうだが、気が遠くなる話でやる気がして来ない。

でも、もしもタイの品種と掛け合せれば、絶対良い品種が生まれるような気がする。