8月に来て病気になってしまった住込みワーカーは、責任感があって良く働いてくれたが、残念ながらもうここでは働けない。

既に10日以上ワーカー不在で、仕事がなかなか進まなくて困っていたら、昨日急に新しい住込みワーカーが決まって、今朝もう此処カオヤイに着いた。(速!)

明日から働いてもらう。

今までの経験で、無責任でおバカな幼妻夫婦とは知性の差が有り過ぎて理解し合えない上に、平気で約束を破るので、幼いカップルはノーサンキューだったが、不幸にも今回来た新住込みワーカーは最小年齢記録を塗り替えてしまった。

男18歳、女17歳4ヶ月の子持ち! モン族の若いカップル。

まだまだ可愛いワイルンそのものである。

未だ緊張していて物静かだが、未だ何も知らないおバカである確率100%だ。中学を出たのかどうかも定かでない。

男の方は、なんと2年前のおバカ幼妻の実の弟。顔もそっくり。

そんなカップルは要らないから他を当たるように努めたのだが、他には見付からず已む無く了承したという訳。

背に腹は代えられないし、ひょっとしたら拾いものかも知れない。少なくとも誰も居ないよりもましだ。

年末迄働いてくれるかどうかは確かでないが、本人たちは長く働くつもりで来たようだ。

彼らの家は貧しく、両親が賄えないので、兎に角早く他所に働きに出よとのプレッシャーがあったらしく、決まったその日の昼にバスに乗って来たという訳。出身地はターク。

まあ、これも代々の縁。

約束さえ守ってくれれば暖かく迎えてあげるつもりだ。

今日は早速、彼らの為にベッドマットと掛け布団と枕と蚊帳の真新しい物を買い与えた。

ホコリだらけだった扇風機も丁寧に洗ってあげた。自分達の扇風機も長いこと洗ってないのに。

それから食費一ヶ月分の前払い。食費がなければ前を向いて歩けないから。

今までの経験では、面倒見良くしてあげればあげるほど付け上がって、恩を仇で返されるというパターンだが、まあそれにも慣れたし、自分の子供達よりも15歳も若い二人は何気にちょっと可愛く、これから気持ち良く頑張って働いて欲しいので、なけなしの金をはたいた。

約束したのは、

①盗まないこと

②嘘をつかないこと

③ヤーバー(覚醒剤)をやらないこと

④モンの正月にも帰れないこと

⑤急に勝手に辞めて帰れないこと。

の以上5つ。

4ヶ月の子供をお婆ちゃんに預けて来た稚妻は、今母乳の出盛りで乳が直ぐに張るので、数日もしたら子供が恋しくて帰りたくなるに違いない。良く我慢して一ヶ月。その時どうしようかが問題。

母乳ならハムケンが飲んであげるけど。

僕よりも切れやすいくせにマシュマロちゃんからは、

「まだ子供なんだから、あまり怒らず、辛抱強く我慢してね。彼らが帰っちゃったら、困るのは私達なんだから。」

と念を押された。

約束さえ守ってくれれば、僕は切れないよ。

多分、彼らのお祖父ちゃんは僕より若い。