大阪で開かれたG20。 歴史に残る凄い会議だったと思う。
本会議自体では、何一つ問題解決の具体策合意はなかったが、全ての参加者(その顔ぶれも凄い)が、お互いの違いを牽制し合うことより、確かにある共通点を認識し、手を取り合って問題解決して行きましょう、と言う古くて新しいスローガンを採択出来たのは素晴らしい出来事だったと思う。
本会議に前後して、多くの二国間会議が行われ、そちらの方が凄いのだけれど、そこで行き詰っていた多くの問題がリセットされた。
米中の冷戦、米露の核軍縮、北朝鮮の核問題等、こじれていた多くの問題を、話し合い路線に戻した。
これは歴史的に凄いことだと思う。安倍総理と大阪の気風の賜物かも知れない。
そもそもトップ会議なんて、実務者間で既に決まっていた事ことを再確認するお祭りごとの場合が多いが、今回は皆戦々恐々で集まったけれど、集まってみたら喧々諤々に言い争うことなく皆笑顔で握手し合うデモンストレーションに始終し、大きな波乱なく閉会した。新たに、WTO改革、プラゴミ、女性活用も謳われた。
以後、実務者間でシビアな交渉が再開され、その行方には決して楽観出来ないけれども、トップ同士の握手のウエイトは大きい。
その意味で、どことなく日本的で素晴らしい会議だったと思う。
