思えば僕らのフラワーパークは幸運に恵まれた。

現在、第二期の準備中で花が無いので、お客さん疎らだが、10月末の開園から第一期終了の新年迄に、他の2つのいちご園を併せると、円換算で現役時代の年収の2倍に到達した。

第二期が始まるのが予想より大幅に遅れているが、バレンタインデーからソンクラーン迄続いて、それが第一期と同程度のお客さんが来ると仮定すると、いちご園の収入がこれから本腰に入ることと合わせて、乾季の終わり迄には、現役時代の年収の3~4倍に達することになる。

それは胸算用としても、財政的にはフラワーパークは大きく貢献すると思われる。

そして、その原因の一つにラッキーな条件が重なったことが大きい。

ラッキーだったことを纏めると、

① 15ライの土地の賃料が実質20万バーツで、場所の割に安かった(安いとは思わなかったが、1ライ当たりではカオヤイ街道沿線にしては安い。)

② お店に使える建物とトイレが付属品として無料で使えた。

③ 土地の固定資産税はほぼタダで、僕らは払う必要がなかった。

④ 隣の大家の電源ボックスから安く電気を分けて貰えた。

しかし、こういう美味しい幸運は長くは続かないのが世の中の常識と言うもの。

ちょっと早いが、来季の(つまり今年の7月から来年の6月まで)の条件を聞いたところ、愕然とする程変わってしまった。

簡単に要約すると、

① 26ライの土地の賃料は年間50万バーツ。契約期間は3年間で、賃料の増減は無し。(1年毎に50万バーツを払う)

② 後方の5つの部屋ともう一つのトイレが使える(修理が必要)

③ 土地の固定資産税は借り主の僕らが補填する。これが何と年間40万バーツ強。こんなに増えたのは、タイ政府の税制改革と、農地では無く観光業に分類が変わった為。いちご園は農業に分類されて税金は安いが、フラワーパークは入場料を取る為、農業じゃなくて観光業に分類されるらしい。フラワーパークは借りた土地の一部しか使ってなく、半分以上が無利用地だが、同じ所有者なので使ってない藪までも観光業に使っていることになる。観光業の場合、地価の0.1%が固定資産税だが、カオヤイ街道沿線は地価が異常に高いので、高額になってしまう。計算方法に異論があるが、地方政府の算出なので調整は難しいだろう。

④ 電気が足りないので、電気の幹線(1000ボルト以上)から新たに大きなトランスを設置して、そこから電気を得ないといけなくなった。その経費が、何と28万バーツ。それを利用者の僕らが負担しないといけない。

何を言っているのか分からないと思うが、超要約すると、今年20万バーツ使えた土地が100万バーツに上がったということ。

この条件で経営出来るかどうか良く考えないといけない。

改善した点は、1年契約から3年契約になることと、確実に26ライ全部を使える様になったこと。この改善点の意義は大きい。仮に倍の広さのフラワーパークになったとしても、収入も倍になると期待するのは無謀なのに、賃料、税金は5倍。

だけども、折角有名になった北海道フラワーパークを捨てて、別の場所でまた一あから作るのも疲れるので、出来れば経費は増えても北海道フラワーパークを拡張したい気持ちは強い。