中学生の時から、僕は中間試験の結果は何時も良かった。

それで、中だるみになって、期末試験(最終試験)はパッとしないというのが僕の人生のパターンである。

今日、3度目のバンコクのSAFE Firtility Centerに行って、マシュマロちゃんの卵胞の成長具合いをチェックしてきた。

月経開始日からおよそ14日後が通常の排卵日だから、今日は8日後の中間試験に当たる。

先ずは卵胞ホルモンのエストラジオール値は、生理開始数日後の数十倍の1220 pg/ml迄上昇した。卵巣を刺激しない場合の標準値が85~500なので、バッチリ活性化されていた。医師が言うには、とても良い数値とのこと。

超音波検査は僕も一緒に見たが、大きな卵胞がいっぱい。

右の卵巣には、直径10ミリ以上に成長した卵胞が7つ。直径9ミリの未だ未発達だが、数日後に使える大きさになりそうな卵胞が3つ。合計10個の卵胞が確認できた。

左の卵巣には、直径10ミリ以上に成長した卵胞が4つ。直径7ミリの未発達の多分使えない卵胞が1つ。ただ、17ミリにまで大きくなった卵胞が一つあって、大き過ぎてそれは使えないらしい。

つまり、今のところ使えそうな卵胞が11個あった。上手く行けば13~14個採れる。平均が14個らしいので、まずまず。

子宮の形、厚さ、内膜の厚さは、珍しいくらいきれいだそうだ。子宮筋腫はない。

これらの中間検査の結果は、総合的には非常に良いそうだ。

マシュマロちゃんは結果を聞いて、気分は上々。嬉しすぎて涙が溢れた。

このままあと3日間卵巣の刺激する薬と排卵抑制剤を注射することが決まった。3日後の26日に再度検査し、その結果から採卵日を決める。

多分、28日か29日になるだろうとのこと。生理開始から丁度2週間後になる。

卵胞採取日に精液も採取して、MACS法でDNA損傷のない元気な精子を選び顕微授精させる。

採卵は全身麻酔で行うが、麻酔が覚めると一日くらいは痛むらしいので、採取日の前後1日はバンコクのホテルに泊まろうと思っている。

受精卵は一週間くらい細胞培養して、正常に初期胚となったものを凍結保存する。

その時は、僕等は日本に旅行中なので不在だが、居なくても医師と技術者が手順通りに凍結保存しておいてくれる。

来月は旅行もあるし、ひと月くらい身体を休ませて、次の周期に凍結胚を溶かして子宮内に挿入して着床させる。

理由は分からないが、凍結胚の方が未凍結の新鮮な胚よりも成功率が高くなるようだ。

約ひと月前にこの病院に来て、その後の急展開が不思議なくらい。単に不妊検査が出来るだけでも良いと思っていたのに、ひと月も経たないうちに、体外受精IVFが顕微授精ICSIになり、凍結胚FETになり、性別選別とダウン症等の先天性異常選別が加わり、更に精子のDNA未断裂選別MACS法が追加されるなどなど、当初の想定より遥かに先進的な方法で進むことが決まった。多分、日本の病院で行うIVFよりも進歩的で、実際に成功率は日本よりずっと高い。

日本はIVFが世界で最も多い国で、且つ成功率が最も低い国というデータを見た。

保守的な学会と妊婦の高年齢が原因のようだ。保険が効くようになって経済的負担は減ったのに、いろんな事情でわざわざタイや台湾等の海外に来て人工受精してもらう日本人も多いらしい。

今回、良くも悪くも「タイらしい」文化のお陰でここまで進んで来れたのは、タイに居てラッキーだったと思う。

勿論、期末試験の結果がどうなるのかは未だ分からないけれど。